再雇用後の賃金①
中高年齢者雇用福祉協会(JADA)フォーラム「70歳就業時代!60歳代社員の人材マネージメントにおける今日的課題」シリーズ第3回です。
定年再雇用になると仕事は変わらないのに、賃金は大きく下がったという話が良くでます。
このフォーラムでは、全体の80%の企業は「定年前と同じ仕事」であり、また60歳直前の賃金を100とした場合の61歳時点での賃金水準は平均値で78.7%であったとの調査結果が示されていました。
調査が2019年とあるやや古いデーターですが、従業員数が多くなるほど、賃金の平均値が下がるのは興味深いです。大企業になる程、代わりの人材の採用が容易であり、60歳以上の社員の必要性が少ないからでしょうか?それとも年功賃金の割合が大きく定年直前の賃金が職務に比べて相当割高だからでしょうか?(笑)
私はほぼ半分になっており、78.7%の賃金水準は高いと感じましたが、みなさんの実感はいかがでしょうか?