おねーちゃんとの日常。①
「てーくん、何してるの?」
ここは私の特等席で、専用席だ!と言わんばかりに目の前におねーちゃんが座ってきた。スマホを一旦置いて頭を撫でておく。
「今年ももうすぐ終わるし、なんとなく振り返っておこうと思って。」
そう答えて、画面に流れるツイートの画面を見せてみる。
「よくもまぁ、こんなに丁寧に残すわまとめるわ、おねーちゃんは感心していますよ。あー、これ懐かしいね!」
ほんとは僕のこと大好きなんだけど弟のこと好きになっちゃいけないと思って彼氏作るけどいまいち向き合えなくて彼氏に振られたけどあんま悲しくなくてやっぱり僕のことが一番大好きで、「ふられちゃった♪」とか言って部屋にきちゃう僕のこと大好きなおねーちゃんに愛されたい
— ていな (@teina1017) February 19, 2019
「ちなみにあの時の相手の人は本当のところどうだったの」
「普通に面白くなかったからどのみちすぐに別れてたと思う」
前を歩いてる幼い姉弟連れが手を繋いでて、昔を思い出すねって話してみたら、おんなじこと考えてた!ってにこにこしておねーちゃんから手を繋がれたい
— ていな (@teina1017) March 22, 2019
「これどこだったっけ、駅で買い物してたときの気がする」
んー、と斜め上を向いて思い出そうとする癖、かわいいなーって見てるうちにいつの間にかうつってしまった。
「お母さんの後ろを手を繋いで歩いてたよね」
「よく見るような感じだったんだけどね、なんか妙に『そういえばこんな頃もあったよねー』って思ってた。久しぶりに手つないで歩いたの、楽しかった?」
週1は久しぶりに入りません。楽しかったよって返答の代わりに撫でておく。
行き先は同じなんだけど、「おねーちゃん出かけよ」より「おねーちゃんデートしよ」で誘った方がおねーちゃんの機嫌がいい
— ていな (@teina1017) March 30, 2019
「これすき」
言う側もそろそろ慣れました、けど毎回言うと効果が薄れそうなので数回に1回くらいにしてる。
「別に買い物行くでも『デート』のお誘いのほうが楽しいよ?」
…善処します。
「てーくんそれなにー?」
— ていな (@teina1017) April 17, 2019
「フォロワーさんにおすすめ?された」
「ふーん…こういうお姉さんが好きなの?」
「おねーちゃんの方が大好きだよ」
「正直ね、ちょっとショックでしたよ私は。しかも普通に今も最新巻買ってるよね??」
なんかいろいろ研究しようかなと思って…
「おねーちゃんの方が大好きだよ。」
「ゆるす~~~~~」
おすすめ商品に出てきたこれ、設定が酷似しすぎててどいつもこいつも同じような設定しか考えられないの?って呆れるよね。
「みんな疲れてるんだよ。」
令和初日も二人で昼まで寝てました。おねーちゃんともどもよろしくお願いします。
— ていな (@teina1017) May 1, 2019
「年号変わってもう7ヶ月かー早いねー、あっという間だね。」
今年も終わっちゃうくらいだからね、早いよね。年明けはどうしようか。
「どうせまた2人で昼まで寝てそうだよね。」
「最高だよね。」
寝言でおねーちゃんに好きだよって言われた瞬間は偶然起きていたい
— ていな (@teina1017) May 21, 2019
3回くらいは偶然起きてたことあるよ。
「寝言とはいえ、何も不思議じゃないところがさすが私感あるよね」
服買いに行ったら店員さんに「お似合いのカップルですね」って言われて上機嫌になったおねーちゃんから腕組んできて「ありがとうございますー♡」みたいな会話してたんだけど店出て冷静になって思い返して顔真っ赤にするおねーちゃんがかわいい
— ていな (@teina1017) July 6, 2019
「これね、大好き。」
「わかる。私も好き。思い出してもちょっと照れてきた」
「このくらいで今更照れることも無くない?かわいい」
「…とりあえず半年分くらいつらつら。」
「ほんと、よくもまぁここまでまとめてるものだね。」
おねーちゃんかわいいからね、仕方ないね。と返しながら撫で。かわいい。
さて、ところでおねーちゃん。
「ん?」
ずっと座ってらっしゃいますが、そろそろ膝の上から降りてくれませんかね。
「コーヒーいれてくるね~」
素直に降りてってくれたので、マグカップ2つ持ってきてきっとまたここに座るんだろうなと分かってる。というか本当に降りてってほしいわけでもないので早く帰ってきてほしい。…膝の上が寒い。
ということで、おねーちゃんといっしょあどべんとかれんだー、こんな感じではじめます。