書籍化されるってよ。
「てーくんてーくん!ビッグニュースです!」
「おかえりおねーちゃん、もうすぐご飯できるよ。なおすからコートちょうだい。」
「はい!!」
・・・
「それで、ビッグニュースとやらは」
「あっこの鶏肉おいしい、ふっくらしてる」
「でしょ、今日もホットクックパイセン大活躍だよ。それで、ビッグニュースとやらを早く」
「そうそう、あのね…」
「てーくんと!わたしの!!日常が!!!本になります!!!!」
(うそやん) (待って) (初耳なんだが)
「これまでのツイート!改めて推敲してシチュエーションの補足も入れてもちろん140文字以内でリマスター!全部!!載せます!!!!」
(あれを……?まじで……?)
「もちろん今回のアドベントカレンダーからも厳選して!主に狂気回をメインにラインナップしていきます!」
(狂気言うな)
「さらにアドベントカレンダーには載せきれない予定のnote、下書きに眠ったツイートなどなど、ここでしか見ることのできない限定文字列コンテンツが目白押し!」
(文字列コンテンツって他に言いようなかったの)
「厳選ツイートをフォロワーさんに絵で描いてもらったりマンガにしてもらったりのコーナーもあるよ!」
(それは普通に見たい)
「特別対談は、精神科の権威のせんせーと頭の病気の権威のせんせーをお呼びして4人でじっくりインタビュー形式でトークしていきます!」
(これはちょっと2人ともお手上げにさせたい)
「あとがきには、お母さん、お父さん、妹ちゃんがメッセージを送ってくれます!内容は編集部も分かりません!」
(あっこれ地獄だ)
・・・
「はしゃぎすぎて喉かわいた。」
「お茶あるよ。」
「今の気分は?」
「最高。」
「「ハッハッハッハッwwwwwww」」
「発売は来年3月、KEIGAN文庫からハードカバーでお値段は1,017円!」
(ツッコミどころしかないけど編集は慧眼では無さそう)
「『おねーちゃんといっしょ / ていな』、よろしくね!」
「この世界狂ってるんじゃないかな」
おしまい。
あとがき
念の為言うけどそんな出版予定はありません。
限界をうまいことアナグラムしたらあれになったのは冴えてると思う。
どちらかというと正気なので(おねーちゃんはともかく)、正気回扱いでした。