落ちこぼれの中卒フリーターとトップアイドルとの出会い4章 Part6
漫画喫茶で暇をつぶし店を出て家へ帰る優也
その時!!
外人「ハーイ!エクスキューズミー!」
優也「えっ!が、がいじん…マジかよ…俺、英語しゃべれねーぞ…」
外人「Could you tell me how to get to the animehall?」
優也「えぇ…えっと、ア、アニメホール???」
その時!!
飛鳥「What's wrong?」
優也「あっ!お前!」
飛鳥「あっ!あの時の」
外人「Oh!Could you tell me how to get to the animehall?」
飛鳥「Ah Can you see a redbuilding over there?」
外人「Oh Yes!」
飛鳥「Next to that building is the animehall.」
外人「Oh Thank you very much.I like Japanese anime and I came to Japan because I wanted to go to the animehall.」
飛鳥「Really?」
外人「Japanese anime チョウオモシレー!!」
飛鳥「I like it too.」
外人「ドウモアリガトウ」
飛鳥「You're welcome.」
外人「Bye.」
飛鳥「Bye.」
優也「すげーお前、英語しゃべれるの?小学生みたいなのに?」
飛鳥「はぁ?小学生?17歳の高2だよ!
っうかこんなレベルの英会話、今時、小2ぐらいでもしゃべれんぞ(笑)」
優也「うるせーよ!俺は英語なんて興味ねーんだよ!
っうか日本に住んでるなら、英語なんてしゃべれなくてもやっていけるし」
飛鳥「あぁ〜そうやって勉強から逃げるタイプね
そういう奴ってどんなことからもすぐ逃げるんだよ
ちょっと嫌なことがあったらすぐ、やってらんねーとか
言って逃げる最悪なタイプ」
わりと痛いところを突かれ一瞬、何も言えなくなってしまう優也
優也「…いや…っうか、さっきから何なんだよそのでかい袋は?
おままごとセットか(笑)」
飛鳥「違うよ!今日は鬼滅の刀、特別限定セットの販売日だから
アニメ館に買いに来たんだよ!」
優也「鬼滅…あ〜あの全然、おもしろくない、子ども向けのアニメね(笑)」
飛鳥「はぁ!あなたみたいなバカに鬼滅の刀の良さは一生わかんねえよ!」
ゴトッ(何かが落ちる音)
優也「わかんなくていいね〜俺はビジネス系の雑誌しか読まないし(当然ウソだ)」
飛鳥「プッあなたみたいなバカがビジネス系の雑誌なんて
読んだって理解できるわけねーだろ、もっとバレなさそうな嘘つけよ」
優也「うるせーよ!子どもは早く帰らないと補導されるぞ(笑)」
飛鳥「いちいちムカつくんだよ!なんでそんなひねくれてんだよ!」
優也「うるせえよ!早く帰れよ!」
飛鳥「あなたに言われなくたって今帰るよ!」
優也「あーやだやだあんなの、あいつの彼氏とか絶対苦労するぜ」
その時、足元にスマホが落ちていることに気づく
優也「……あれ?これ俺の?いや、あるよなぁ…えーこれあいつのか!マジかよ…」
おそらくそのスマホは飛鳥のスマホで間違いないであろう
優也はそのスマホをどうするのか
Part7へ続く