Middle of the Night
鞘師ドキュメンタリー Middle of the Night の初回を見に行きました。
なんか常にじんわり涙がにじんでいたやつが言う台詞ではないのですが、ネット記事で自分をさらけ出したと言う割には、ファンにとっては通常営業の鞘師だった気もします。自己開示というチャプターがあって、自分をさらけ出せない鞘師ってみんなもう知ってるじゃん、みたいな。
批判という意味じゃなくて、多分本当に鞘師が自分をさらけ出したのって、カミカオルさんと二人きりで話してたくさん泣いたってあのシーンなんだろうけど、そこにカメラが入っていなかった。多分鞘師なら、映画に必要な場面だと押せば同席許したかもしれないけど、それをしなかったスタッフ超信頼できるって意味です。鞘師が本当にファンにはさらけ出したくない内面があるってことは伝わるけど、内容は包んでおくってやり方がスマートだなって思いました。基本見に来るのがファンだって前提もあるのだろうけども。
全体的に、余計なBGMみたいの無くて、監督の自我を消して誠実に作ってあったなって思って、いい監督さんに撮ってもらえて本当によかったねと思いました。演出過多になってたドラマチックな盛り上げされたら、なんか偽物見せられてる気持ちになったと思うので、あの、本当に、いい監督さんで……! ありがとう……!!という気持ちでいっぱいです。
意外だったのが、ティザーで見た「やめたい」って言葉が振り付けに煮詰まった時の台詞だったことです。ダンスに関しては、基本心配せず、ただひたすら期待してるだけの私だったので、踊るのと振り付けするのでは全然違うんですね。でもライブの10日前に完成してないのって、同人のデスマーチを想起させて、変なところで親近感を持ったよ。他にもやらなきゃいけないのに、できないって焦りとか泣き声とか、声だけだから余計揺さぶられたので、ボイスブログ、この映画における親和性すごい。
あと、普通に面白かったのが曲ができていく過程見せてもらえたことだなぁ。単純にへ~って思いながら見てた。TAKAROTさんのズバズバ言うところ、鞘師にとってはありがたかったんだなぁというのも素直に伝わってきて、よかったねよかってねbotと化します。
宮野さんもちょろっと出てたけど、こっちの曲の制作過程も見せて欲しいなぁって思いました。一曲作るのに本当にたくさんの人が関わってて、その結果楽しませてもらってるので本当にありがたいし、いいスタッフに囲まれててよかったねbot。
とてもいいドキュメンタリーだったので、またあの監督さんと組んで何か仕事してくれたらいいなぁって思いました。
(あと、本当に我が儘を言っていいなら、和田俊輔さんと。和田俊輔さんと……!)
#鞘師 #鞘師ドキュメンタリー #Middle of the Night
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?