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じゃんけんで買ったら10,000円差し上げます。

あなたが負けても何もありません。

では、次にあなたがじゃんけんで買ったら100万円差し上げます。

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でももし負けたら50万円頂きます。

あなたはどちらを取りますか?


余程お金に余裕がある人ではない限り、    前者ではないでしょうか?

人が求めるものは2つ。

快楽を得るか、損失を回避するか。

このどちらかです。

人間は損したくない気持ちの方が強い。


これは有名なプロスペクト理論です。

株やFXなどの投資の時にも使いますが、

これ、ビジネスで実践してしたこと      ある方いらっしゃいますか?

代表的なところでは、            有料記事が値上げ予告をすると        値上げ前に買ってしまう、とかですね。

心理をうまく突いた戦術です。

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他に象徴的なのは              タイムセール、               期間限定セール、              数量限定セール、              先着様セールなと。

つまり今買わないと損してしまいますよ、   ということです。

よく見ますね。

ただし注意が必要!!!!!

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乱用すると消費者はあっという間に      慣れてしまいます。

乱用し続けてると徐々にあなたへの忠誠心も  無くなっていきがちです。

売上欲しさに使うものではありません。

あなたがよほどのインフルエンサー      でもない限り。


プロスペクト理論の売り方は、        販売しているものがリニューアルであったり、 廃盤だったり、訳ありの時に使います。


定番品や力を入れた新商品はオススメしません。


この商品、この値段で買えてしまうと思われたら売上はみるみる落ちていくでしょう。


僕はセールスライターの仕事を受ける時、何から何まで受ける訳ではありません。

まず、誰が見ても悪い質の商品の時は     書きません。

それは詐欺と一緒です。

戦略や目的がはっきりしない場合も      お断りさせて頂いてます。

これに慣れるとセールスライターも      勘違いしてしまうんです。

いたずらに結果が出るので          自分の能力を過信してしまうのです。


上辺のテクニックではなくマーケティングを究めて欲しい。


プロスペクト理論は有効な手段ですが、    使うときはくれぐれもご注意を!


大衆を操作するマーケティングも必要なときがあるかもしれませんが、今は違います。     

共感されるマーケティング。

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これは非常に難しいのです。

プロスペクト理論なんて、          ネットでアホほど出てきます。

ただ自分のビジネスを継続したいなら、    一発で売ろうとしないことです。

急がば回れです。

共感されるには様々な手段があります。

共感マーケティングについてはまたの機会に。

ここまで読んでくださってありがとうございました😊



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