ぐしゃろごす。

でなきゃ、こんなところにくるはずがない。

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エルデンリング日記(12) (ちいさな)ラニさんといっしょ。

 前回、試しで使ってみたら一気にLv40相当能力が上昇してスーパーつよつよ魔法剣士になりつつもののついでに「そういや忘れてた」とケイリッドにある砦に攻め入って攻略してそこにあったワープゲートから獅子城の端のたもとにたどり着いて(橋近辺は隠し要素がありがちだけど、この高さならさすがに無いか……?)と覗きこんでるところに後ろから矢を射かけられて落下死してルーンの力はどっかいきました。  まあいいよ。ラニの後を追おう。  日記を書く上で省略したけど、ブライヴくんの行方も気に掛か

    • エルデンリング日記(11) 魔術街サリア、宿痾持つ隻腕の少女、神肌の使徒

      「お互い、明るい路は行けぬようだな」と笑った魔女ラニ。  今は、あなたが何処に向かおうとしているのかが気懸かりだ。  ……とは言ったものの比較的順路に沿って寄り道なく踏破したケイリッドの地の取りこぼしが気になるので先にそちらの空白を埋めていきます。なんというか、許してくれ。誰に許しを乞うてるのかはわからんが。  なにせケイリッドの地には「魔術に秀でた街、サリア」があると様々なフレーバーテキストに示唆されてある。  知力ビルドとしては探索せずにはいられない土地だ。  マッ

      • エルデンリング日記(10) 星が落ちたので運命も動く、らしい。

         星を砕いた英雄、ラダーンを倒したことにより、もしかすると彼が封じていたのかも知れない星が堕ちた。  落ちた地点はマップに分かりやすく示されてある。リムグレイブのなかでも緑の濃い近辺で、クレーターでも出来てたら大惨事というか、ずいぶん景色が変わってるのではあるまいかと向かうと。  さにあらず。  星の破片とも穿たれた地面によるものかはわからん土塊がいくつも浮かぶ異様ではあれどもファンタジックな風景ができあがっていた。  ラダーンは唯一人、星と相対した。  ラダーンは老いた馬と

        • エルデンリング日記(9) ラダーン(ぶっころし)祭り。 

           往けども往けども赤く腐れた風景が続く土地は空までもが赤く、海を挟んで遠くにみえるリムグレイブの緑と青が懐かしい。  そう思いながらマップの際、崖沿いに歩いていると同じくリムグレイブの方向をただ眺めている失地騎士を見付けた。  自分も似たようなことをしたばかりなのでわかる。望郷の念があるのだろう。まあ致命の一撃でひとまず倒したんだけど。  その傍には「大竜餐の教会」と銘打たれた教会があった。  このゲームを初めて間もなくのころ、針子のボックを助けるべく向かった浜辺の洞窟を越

        エルデンリング日記(12) (ちいさな)ラニさんといっしょ。

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        • ゲーム日記
          12本
        • 累々。
          2本
        • test
          0本

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          エルデンリング日記(8) 腐っている、腐っている、腐っている。

           ああ。ああ。ああ。腐っている、腐っている、腐っている。何もかもが、腐っているか、これから腐っていく最中であるかそのどちらかしかない。ならば。ここにいる私も、いずれかには。  ああ。  つい先日まで、星のみえる美しい井戸の底を歩いていたのに。  それでなくとも、半壊ながらも美しい造型の廃墟か、血みどろながらも濃い緑のなかかを、そのどちらかが世界であったのに。  それが今は、赤く腐れて爛れ、その腐肉を食らいバカでかく肥えた犬かカラスかのバケモノが、なおも貪欲に何かにガツガツと

          エルデンリング日記(8) 腐っている、腐っている、腐っている。

          エルデンリング日記(7) 産まれ直さなかった彼と放浪の絵師。

           魔術教授セルブスの悪趣味な人形遊びはともかくとして、月の王女ラニの臣下として、ストーリーを進めなければならない。  ……けどもそれはそれとして、城館を抜けた先の周辺地域を探索すると『絵画』に描かれた風景をみつけた。 『絵画』てのはコレクティブ要素の一つで、とある放浪の絵師が遺した風景画の、題材となった景色を探し当てられればボーナスアイテムが貰えるというもの。  今回見付けたのは、立ち並ぶ墓石から湖を経てレアルカリアを臨める、見晴らしのいい景色だった。  絵画にしたくなる

          エルデンリング日記(7) 産まれ直さなかった彼と放浪の絵師。

          エルデンリング日記(6) 魔術教授の人形遊び。

           結論から言うと、城館のボス『親衛騎士ローレッタ』はそこそこ簡単に撃破できた。私の基準では、攻略までに小一時間ちょいはそこそこ簡単という部類です。  馬上に跨がる騎士らしく大ぶりな攻撃と、周囲に浮かべた魔法の剣との波状攻撃。これを盾で受けてしまうとあっというまにスタミナが削られて致命傷ーというプレイヤーが仕掛けるようなコンボだけども、今作ではボスもバンバンしかけてくる。これに対抗するには、大振りな攻撃を避けてからの差し込むよな一撃がオーソドックスな戦法に思えてしばらくはそれを

          エルデンリング日記(6) 魔術教授の人形遊び。

          エルデンリング日記(5) カーリア城館のわさわさした罠

           かつてレアルカリアとカーリア王家とを結びつけていた満月の女王レナラ。彼女の失脚を契機に、レアルカリアは庇護の主であったカーリア王家への反逆を選ぶ。  結果としてその反乱は失敗に終わったらしく、今もカーリア王家は存続してある。が、その抗争に用いられた、魔術による獰悪な罠が今も生きているものらしく、城塞近辺は今もみだりに立ち入るべき場所ではないままらしい。  現実でも、カンボジアの内戦で敷設された地雷が長く問題になってたりしたし、なるほど相応に覚悟して向かう必要はありそうであ

          エルデンリング日記(5) カーリア城館のわさわさした罠

          エルデンリング日記(4) 湖のリエーニエ近辺事情。

          ・Day4 「魔女ラニ」という名前が気に掛かった。  満月の女王レナラに引導を渡さんとしたその瞬間、声のみで割って入りして往時のレナラを召喚(?)せしめた魔女。  その名は、ゲーム開始早々に現れ「霊馬トレントを駆る褪せ人に興味があってな」と意味深長なことを告げ、ついで霊灰とそれを呼ぶ鈴をくれたのがあの娘ではなかったか。  詳細はわからんものの、女王レナラが、一時かつての威容を取り戻すに至ったあの力は「霊灰」に近いもののように思える。  霊灰一度も使ったことないからわからんけ

          エルデンリング日記(4) 湖のリエーニエ近辺事情。

          シャニアニのseason2の第一幕の感想。「みんなのほしかったものが私のほしかったものとは限らねーんだろーなー」

          ・大人数登場する人物全員に満遍なくフォーカスをあわせたらドラマとして薄味にならざるを得ないんだから思い切ってそのなかの個人の視点で描いてくれた方が個人的に嬉しいし、メディアミックスという「サイドストーリー」を描くにはむしろあっているのではないか。 ・オタクは基本的にライブ演出がどーんってきてばーんってなってずどーんってなったらなんかおおむね「いい話だったな!!」て納得して帰ってくれるんだから最も需要を満たすのは「アニメオリジナルでのライブ」であって、ならば丸々一話やむしろ全

          シャニアニのseason2の第一幕の感想。「みんなのほしかったものが私のほしかったものとは限らねーんだろーなー」

          エルデンリング日記(3) 欠けたる月の女王

           どこから日記にしたものか……一日で15時間くらい遊んだので単に体験を書くと膨大な文章量になりそうだけども、レアルカリアのボスである満月の女王レナラさんを倒すべく3時間くらい粘ったので体験としてはトントンな気もする(?    それにしてもまあレナラさんである。  ここまでの体験ができるものかと感嘆した。おぞましさと美しさの天地奈落返し。  そろそろこの学園の探索も終わりに近かろうかというタイミングで見付けたワープゲート的な代物に、どこへたどり着くかわからん一方通行をほいほ

          エルデンリング日記(3) 欠けたる月の女王

          エルデンリング日記(2) 屍の山と血の河。

           探索によるご褒美が死地ばかりでちょっと疲れる。  みたいなことを呟いた先日の日記に呼応するかのように、本日の首級は「侵入者 血の貴族」「復讐者エドガー」「王族の幽鬼」「黄金樹の化身」「カーリアの騎士ボルス」「霊呼びつむり」「結晶人」「猟犬騎士」「結晶人(杖と槍)」「なんか白っぽい肌のふんどし巨男」等々。  プレイ履歴が要するに屠ってきたボスキャラの首になるなんというか屍山血河。まあゲーム目的そのものが、燻ってる神様もどきをへち殺してその力を奪ってこいって話だしね……。  

          エルデンリング日記(2) 屍の山と血の河。

          エルデンリング日記(再開編)

           エルデンリングをPS4で遊んではいたものの、所用で次世代機の購入が確定し、そんなら映像のグレードアップしたそちらで遊びたいなと中断。  再開の時期を待っていたらばDLC開発決定の報が届いて、そんなら再開もそれにあわせようかなと待機。そしてハードを変えたが故に再購入し、再開。  気が付くと一日で14時間ほど遊んでて、可処分時間を全て狭間の地で過ごすこと一週間。  感想としては「……何もない、が起きてもいいんじゃないかなこのゲーム」と誰ともなしに呟いてしもうた。  フロムソ

          エルデンリング日記(再開編)

          コスパのいい妥協コンボから手探っていくガイルコンボ基礎ガイド。

           世の中には、人に助言を求められたらば「好機!」とばかりに目の色を変えて長文を書く癖を持つ怪物が存在します。私のことです。  このおしえたがりおじさんは小一時間掛けてMR1400まで落ちたのをもう一時間かけてMR1500まで戻す無為な往復を繰り返しているくらいの実力なんですが、同じくガイル使いの初心者さんから「コンボ選択の基準がよくわからない」「動画みても多すぎる」とご相談を頂いたので、書いてまとめたものをせっかくだからと公開してみる記事です。  具体的な内容は「コンボの始

          コスパのいい妥協コンボから手探っていくガイルコンボ基礎ガイド。

          シャニアニ第三章「……一年目の空気感の再現とかそういう問題じゃなくてさー」

           視聴後の余韻は決して悪くはなかったけども。  一章、二章あたりは「まあ個人の好き好きはあるかな」という気分で加点も減点も据え置きにフラットに観てたとは思うんですが、三章ではちょっと。個人的な思想的に敏感なところと、ただの映画好きとしてのところに抵触されちゃったんで「あー……」て気分になりました。  それぞれ主観的にアカンかなーと思ったところと、いくらか客観的にここはダメなんちゃうん? て思ったところを書いていきます。  オマケで「コンテンツのためを思うなら空気が悪くなる意見

          シャニアニ第三章「……一年目の空気感の再現とかそういう問題じゃなくてさー」

          シャニアニ第一章感想。『結局、シャニマスのどこが好きなのかを考え直そう』

           例えばー。「シャニの初見さんに読んでほしいイベントシナリオはどれ?」て問いがあったとして、それに「アイムベリーベリーソーリーを読んで(あれ? このソシャゲ、なんか“違う”ぞ?)と感じてほしい」と答えるような類いのシャニマスオタはシャニアニの第一章をみて渋い顔をすると思う。  私のことなんだけど。  でー。でーー。あーーーどこから話そうか。  四話、良かったですよね。  放クラ担当の方はおめでとう。素晴らしい出来でしたね。  シャニアニの第一章の四話相当がなんでこんなに良く

          シャニアニ第一章感想。『結局、シャニマスのどこが好きなのかを考え直そう』