テハナシ的☆夢解釈 その6
解釈の難しい夢を、いくつかに分類してみる PART2
夢の見かたも、自分の状態次第で変わってくるので、夢の解釈は一筋縄ではいかない、とこれまでもお伝えしてきたんだけど。
今回は、夢を解釈しやすくするために、夢の見かたについてを、いくつかに分類してみるね。
《肉体や環境からの刺激によって見る夢》
《自分の欲望や願望を満たすために、夢の中で体験をして代償とする夢》
まだまだ、夢の見かたはいくつかに分類できる。
夢を認識すると、寝るのが楽しくなってくる!
それは同時に、自分の潜在意識に興味を向けていることにもなるから、夢も思い出しやすくなると思うよ!
(テハナシ的★夢解釈 その5より)
前回はここまで、でした。
今回も解釈の難しい夢を、いくつかに分類してみる PART2です。
《自分が体験してきたコトを反芻している夢》
「小学校の教室で同級生と話をしていた」
「幼いころの家族旅行で行った旅館を訪れていた」
このように、過去の思い出が現れるのは、潜在意識の中を旅している状態。
ただ、潜在意識の世界は、時間や空間の制限を外した、枠のない状態なので、過去の記憶がランダムにそして目まぐるしくシャッフルされるかのように場面や人が変わっていったりして、夢の中のドラマの進行が理解しにくかったり、現実ではあり得ない流れだったりする。
「懐かしい場所にいるのだけど、登場人物が次々と変わっていく」
「見知らぬ人と、田舎の祖母の家を訪れて、仲良く話をしていた」
・・・など。
これこそ、潜在意識を旅している面白さ!理由などなく、潜在意識にアル記憶や情報を次々と体験している。
ただ、圧倒的な情報のるつぼである潜在意識から、夢を通して現れた過去の場面や人間関係などは、今の自分に何かしらのメッセージを送っていることもある。
「どうしてあの夢を見たんだろう?」と自分に問いかけてみて!その後は夢のことを忘れていつも通りの日常を過ごす。タイムラグを持って、その答えがひらめいたり、理解できるコトが起きたりするかもしれないよ。
《象徴的なモノが現れる夢》
これは、上記の《自分が体験してきたコトを反芻している夢》と共通する部分もあるのだけど、場所、物質、動物、天候など・・・。
夢の中でも、象徴的に表れたモノ、強い印象が残っていたコトがあったら、それは潜在意識から、自分へのメッセージ。
潜在意識からのメッセージは、その象徴を通して、ダイレクトではなく、間接的に伝えてくる。
夢の中に現れた象徴を解釈するトキに、なるべく、その象徴がどんな状態だったか?を明確にするのがオススメ。
例えば、動物ならば、どんな状態で、それを見て自分はどう思ったか?
どこかの場所が印象的だったならば、それは朝?夕方?真夜中?と、その風景の印象も。
一つの象徴でも、その時のシチュエーションや、自分の捉え方で、メッセージもより明確になるからね。
夢に関する本や、ネット検索で、夢の象徴の意味の解説を探せるので、自分にしっくりくるキーワードに出会えたら、それを受け取ってみて。
さて。今回はここまで。
PART1、PART2を通して、夢の見かたは4タイプお伝えしました。
これらに共通するのは、潜在意識に抱えている、モヤモヤやイライラ、心配、不安なコト、諦めているコト、など、「もう手放していいよ!」と、真実の自分が夢を通してメッセージを送ってくれている、という夢なんだよね。
夢を解釈するのが難しい、なかなか理解できない、と思うことはよくアル。
でも、夢に共通して言えるのは、
「夢の中で自分はどう感じていた?」
と問いかけることができる、ってコト。
自分の感情だけは、しっかりと受け取れるモノだからね。
むしろ、夢の意味、を理解することよりも、テハナシ的夢解釈では、その体験を通して、自分は何を感じたか?というコトを大切にしている。
そして、感じたコトは、自分にとっての答えであり、すべて正解。
目が覚めて、夢日記を書き終えたら、不要なモノは手放しのお掃除ワーク。
喜びに溢れるモノであれば、現実の世界でその状態の中、自分が喜んでいる姿をしっかりとイメージしておく。
手放すモノが潜在意識の中に沢山アル場合は、ここまでお伝えした4つのタイプの夢を見るコトが多いと思う。
つくづく、夢はテハナシの大サポーターだ★
次回は、潜在意識が整った状態で見る夢のタイプをお伝えします。
それでは、よき夢を!
Writer★松本良美