思うように行かない時の格ゲー上達論

御覧さんがとてもいい記事を上げてたので

便乗して自分も現状思うように行かない、いろいろ実践してはいるけど満足できてない人向けの上達論(楽しめるように強くなる)を主に行動の指針や心の持ち様の観点から書いてみようかと思いました。

③現実は非情である

まず第一に人間は平等ではありません。
全く同じ条件で同じことを同じ期間やっても実力には差が出ます。ましてや年齢、可処分時間、環境、経験、使用キャラ諸々を考えるとうまくいく人いかない人がいて当然です。
格ゲーでは比較的少ないですが、例えば運指なんかはフィジカル的な要素で結構差が出たりします(自分はレバーレスで波動スパキャン逆真空波動が全然でなくて練習してたら1ヶ月くらいで腱鞘炎になりましたw)。
上手い人でも例えば世界大会1位は一人しか出ませんし、これは初心者からプロレベルの人まですべての人に当てはまります。
なのでとりあえずはその現実を(人と自分は異なる存在だということ)受け入れましょう。

2.「オレ様」になろう

これは別に傲岸不遜、傍若無人に振る舞えというのではなく、「他者によって動かされないくらい自分のことを好きになろう」という意味です。先程書いたように、他人と自分は違います。そして他人をコントロールするより自分をコントロールするほうが物理的な意味で言うとかなり楽です。そして自分でなにかしようという原動力になるのが、自己肯定感だと私は考えています。なのでまずは自分のことを好きになりましょう。全肯定は難しかったら最初は限られたところからでも褒めてあげましょう(格ゲーで言えばゲーム起動しただけで偉い!トレモ起動?ヤバすぎ。。。!大会出た?勇者かよ。。。 みたいな)。そうしていくうちに、徐々に「これやってみようかな」みたいな意欲が湧いてくると思います。

3.他者との比較以外の軸を持とう

まぁ対人ゲームで人に負けて比較するなって言う方が無理ではありますし、逆に勝ってよりモチベが上がることもあるので他者との比較を否定するつもりは全くありません。〜さんに勝ちたい!とかは自分もモチベにしますしね。ただ、現実は非情なのでそこだけを依代にするととても辛くなることもあります。そういう時のオススメが、他者とは独立した自分なりの上達への道筋などを描くことです。例えばコンボ、確定反撃、技相性、特定のセットプレイへの対処法などは自分だけで完結できます(読み合いの部分はともかく少なくとも納得ずくのじゃんけんとして成立させることが出来ます)。これは例えば超弱いキャラを使ってて(でも使いたい)全然勝てない時なんかでも出来ますし、出来ると気分が良くなって自分を褒めるとても良いきっかけになります。しかもこれ自体勝率を確実に底上げすることに繋がります。また、「軸」というのは上達時間についても言えます。同じことを習得するにしてもその期間の長さは人によって違うので、自分にあった期間設定を心がけましょう(無期限、マイペースで続けるみたいなのでも全く問題なし)。0が0.01とかになるだけでも自分を褒められる報酬系を作っていきましょう。

4.やらないこと≠ダメなこと

そもそもゲームなんて楽しくなかったらやらなければいいじゃんというのも全くそのとおりなのですが、私はゲームをプレイしないこと(考えすらしないこと)自体もゲームの上達に結びつくケースがあると考えています。もちろんコンボ精度なんかは毎日やって安定させ続けておくのが一番だったりはしますが、例えば全然コンボや何らかのテクニックが上手く行かない、なんか分かんないけど最近勝てないみたいなままズルズル続けるよりかは、案外少し時間を置いてみたほうが良かったりする場合があります。余談で私は趣味でジャグリングをしているんですが、丸数ヶ月やり込んで全然出来なかった技がちょっと時間を置いてからやってみたらすんなり出来たということが結構ありました。やらないことで悪循環になってたところを忘れられたり、頭を整理できたり、余分な力を抜いて操作出来たり良いこともあります。特に自分を嫌いになりそうな時は触らないこともありだと思いますし、やらないことに罪悪感を覚える必要も全く無いです。

5.上のことが出来るようになってきたら

御覧さんの記事を参考にしてください(丸投げ)

それで頑張って辛くなりかけたりしたらこの記事に戻って来て往復するくらいがちょうどいいと思いますw
ちなみに上達するだけが格ゲーの楽しみ方じゃないよ!みたいな記事も過去に書いているのでもし良ければ参考にしていただければ。

より多くの方がゲームを楽しめるようになればと思いつつ今回はここで筆を擱かせていただこうかなと思います。


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