手づかみ離乳食の提供の仕方!唯一のポイントを徹底解説!
前回お皿にもりもりにした赤ちゃん用の取り分け皿の写真をあげたのですが、
このお皿をそのまま赤ちゃんの前に出すわけではありません。これを赤ちゃんの前に出したものなら、秒でひっくり返され、赤ちゃんのごはんもお皿もわたしの精神も何もかもすべてがオシマイになってしまいます。
なので、この赤ちゃん用の皿からいくつか選んで、赤ちゃんの目の前に置きます。
置く時のポイントは、ただひとつ。
ある程度間隔をあけて置くということです。
まとめて綺麗に見えるように置くと、赤ちゃんはまとまったものをひとつとして認識してしまい、その中から選ぶことができません。わたしがお皿を使わず机に直置きにしているのも、まだ「お皿の中にあるいろいろなものをひとつひとつ捉えることができないから」です。
お皿を早くから取り入れると、知る機会になり、結果的にお皿というものの認識を促せるという考え方もあるのですが、お皿のことをわからないひとにわからないままぐちゃぐちゃにされるとわたしの精神が摩耗してしまうことから、わたしは「そこそこわかるようになるまでは机に直置きスタイル」でやろうと思っています。
食べたり落としたりしたら、赤ちゃん用の取り分け皿の中から次のものを選んで、また目の前に置いたり、直接渡したりしていきます。その日の様子や調子を見て、「このナス美味しいね〜」「今日これの気分なん?」「お兄ちゃんも今これ食べてるね!」などコミュニケーションを取りながら、赤ちゃんが選べる環境を設定しています。
うちの赤ちゃんは好き嫌いもなく、比較的なんでも食べる方なのですが、最近はにんじんに飽き気味。でも、いつかまたにんじんブームがやってくるかもしれないので、用意できるときには出しています。ブームはわたしの中で起こることでなく、赤ちゃんの中で起こることなので、いつブームがきても良いように準備だけしています。
赤ちゃんがチャレンジできる環境を整えておくこ【環境設定】と呼ぶのですが、環境設定さえできればあとは赤ちゃんの成長とやる気と興味に任せて成長の様子を見守るだけ。親の願いや理想通りにならなくても、赤ちゃん自身のタイミングや興味に合わせて、これからもじっくりと成長の様子を楽しめたら良いなと思っています。