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答えは赤ちゃんが持っている!離乳食は【自分らしく生きる】ための練習の場

最近一番あぐあぐしてくれたのは輪切りにしたゴーヤでした。

15分くらいあぐあぐしてた6ヶ月の赤ちゃん

ゴーヤなんて苦いから、赤ちゃんはあぐあぐしないのでは?嫌がるのでは?
…というのは大人が勝手に考えた答えです。

赤ちゃんはもしかしたら、ゴーヤ好きかもしれない。手づかみで食べられるかもしれない。生えてきた二本の歯で噛みちぎれるかもしれない。噛みちぎったものを飲み込めるかもしれない。

すべての可能性と答えは、赤ちゃんが持っています。そしてそれは、意志によって実現される。

【食べたい気持ち】✕【食べられる可能性】が、
【食べられた経験】につながり、
【食べられる能力】につながります。

その経験と能力から、
【自分の好き嫌い】
【自分のやりたいこと】
【自分なりのやり方】など、
【自分の答え】を見つけていける。

この答えを見つけていくことが、自分らしく生ききていく上で大切なことだと思っています。自分のことを知らなきゃ、自分らしさはわからない。自分のことを知る方法は、自分に正直に、やってみたい気持ちを大切に、なんでも試してみること。そのチャレンジが成功するであれ、失敗するであれ、すべてが赤ちゃんの糧になります。もっと言うと、本当は成功も失敗もなくて、そのチャレンジの中で得たものがあるだけ。離乳食は、赤ちゃんが自分らしく生きるためのスモールステップを練習する場でもあると、わたしは思っています。

大人が考えた答えは、正しいのかもしれない。はたまた、間違っているのかもしれない。答え合わせは、ぜひ、赤ちゃんにしてもらいましょう!そうして赤ちゃんが大人になるまでのわずかな時間を、わたしたち大人が頭で考えて設定した答えのもとで管理するのではなく、赤ちゃんの可能性を信じて見守り、ともに歩んでいけたらと思うのです。

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