手づかみ食べをしやすいエプロン考察
手づかみ食べのほぼ唯一のデメリットは【汚れること】。なるべく心穏やかに、手づかみ食べできる環境と汚れにくい環境を両立していきたいと思っています。そこで活用したいのがエプロン。今日はこのエプロンの形や素材について考察していきます。
手づかみ食べでは「赤ちゃんの手と腕が自由に使えること」が大切なので、手と腕の動きをさまたげないものを選びたいと思っています。
シリコン性のものは洗いやすく衛生管理がしやすいのですが、エプロンそのものが重かったり、サイズや形によっては机や椅子の前ガードに当たってしまい、動きを制限してしまうことがあります。
硬めのエプロンがその子に合っているかを見極めるのが難しい時に万能なのは、こんな感じの布エプロン。特に肩部分がない形のものは、動きを妨げる心配がありません。
また、長袖のレインコート素材のようなものは季節によっては蒸れて暑く、身体に沿いにくいので手と腕が使いにくくなってしまうことがあります。なるべく自然な形で手と腕が使えるよう、覆う部分は必要最小限にしてもらえると、赤ちゃんの学びとしての環境が整いやすくなります。
我が家では、夏の間は汚れても良い服のみで、エプロンなしで食事していました。暑かったから。
食事が終わったらこのままお風呂場に連れてって、お風呂場で脱がして、服を軽く洗うついでに赤ちゃんもシャワーで軽く流していました。シャワーの手間はかかりますが、食事ごとに洗い流すので、汗をかきやすい時期の赤ちゃんも常にさっぱりしていました。
少し涼しくなって来た頃からは、出産祝いにいただいた布エプロンを使い倒しています。第一子〜第二子を出産したころは出産祝いに布エプロンを送るのが流行っていた時期だったようで、たくさんいただきました。ありがたく、三人目の今日まで使わせてもらっています。うちにあるのはこちらの四枚。
写真だとエプロンの全貌が見えないので、形を確認されたい方のためにリンクを貼っておきます。第一子を出産した頃はマールマール全盛期だったのですが、その後似たようなエプロンがたくさん出てきているので、動きの制限をしそうにないものを探してみてください。
最近はエプロンを脱がせて、洗面所で手と口元を洗っておしまいにしています。寒くなってきたのでお風呂に直行するのは夜だけ。季節や汚れ具合によって、シャワーまでするかしないかは柔軟に対応して良いのではないでしょうか。
エプロンひとつでも、赤ちゃんにとっての【食べやすい環境】は変わります。なるべく赤ちゃん目線で、赤ちゃんのために、赤ちゃんが使うものを選んでいけたら良いなと思っています。