Online MBAの準備期間及びコスト
MBAの受験期間及び費用
MBAの合格まで、私は他の方々に比べてそこまで労力、時間、コストをかけずに進めることができたと思っています。MBAを検討されている方々で、そういう進め方もあるのか、という参考になればと思います。
※Harvard等のトップ校を目指されている方等には全く当てはまらない点は先にお伝えしておきます。
準備期間(私の場合は実質動いていたのは3カ月程度)
一般的なMBA受験は1-2年計画(長い人は3年超)という印象を持っていますが、私は3か月程度の準備で終わりました(結果や返信を待っていて何もしていない期間も他にあり)。大まかに以下が時系列であったと記憶しています。
・志望校:リサーチ(1か月程度)。並行して周りのMBA取得者と何回か話を伺う。働きながら実施するため、通える範囲orオンラインという狭い選択肢の中から志望校を選ぶ。onlineの説明会も参加し、録画された説明会も何校か見ました。
・人事及び上司へMBA実施することの承認を得る(2-3週間程度)。志望校のリサーチと並行して実施。
・成績証明書:オンライン上で大学から直接提出、30分程度で終わる
・レジュメ:最新の情報にアップデートし提出。準備1週間程度で終わる。運よく妻がレジュメの本を持っていたため、かなり参考にして更新する。
・TOEFL対策:成績証明書をもとにWaiverを大学から貰い、受験不要に。
・GMAT対策:こちらも成績証明書をもとにWaiverを大学から貰い、受験不要に。
・出願書類の準備・作成:オンライン上で基本情報を記入する。
・Admission officeとのオンライン面談:正直にwhy mbaかを伝える。なぜ今か、チームワークについてどう思うか、質問に答える。
・エッセイ:準備1週間程度で終わる。
・推薦状:依頼~完了まで余裕をもって1か月程度で会社の元上司、現上司、人事に依頼する。オンライン上で提出してもらう。自分で依頼者が実施するタイミングをコントロールできないので依頼は早めにしました。
・奨学金のエッセイを書く:準備1週間程度で終わる。無事奨学金の資格も得る。
受験費用(数万円)
海外MBAの受験準備費用だけで数十万円~百万円の費用が必要なケースがある点をよく目にします。トップ校の場合は勿論必要だと理解していますが、私の場合は、大学のapplication fee 2校分のみで$70と$75でした。情報の請求だけして出願しなかった大学の中には、このapplication feeさえwaiverしてくれる大学もありました。
奨学金
あまりMBAでは奨学金無いだろうと思っていましたが、やはりあるところはありました。インディアナ大学のonline MBAは以下の奨学金がありましたので表面上の学費(2023年9月現在、学費総額が$88,320+諸費用)と実際に払う学費は人によってかなり異なるだろうと思っています。(以下大学HPより抜粋)
会社からの補助
会社によっては従業員の能力開発・人脈構築等を目的としたMBA取得補助があると思います。私も運よく会社の制度があり、学費を一定程度の割合を負担してもらえる制度を活用しました。制度の活用により、MBA取得後数年会社に貢献するという制約(辞めたら即全額返済)もあるので、活用するか否かは人によるという印象です。MBA取得後も数年かけて返済する猶予があるので特に短期的な金銭面の心配はなく、中期的に返済できるようにしておければ大丈夫と思っています。
1点面倒だと思ったことが、会社からの承認を得る時間がかかることでした。MBA実施することに関しての説明~合格の連絡を受け取ってから正式に決裁手続き~学費の送金とあり、一番手間と時間がかかったかもしれません。
このような流れで準備が進み、無事MBAが開始しました。よく目にするMBAの準備期間やかかる費用とは異なると思ったので、ご参考になれば幸いです。
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