2023秋学期(Core1):1学期目
8月上旬から始まった秋学期が無事に終了した。
あっという間だった、という一言で片づけられるわけはない。
仕事、家族(1歳児の子育て)、勉強の全てをバランスよく上手に何事もなくなんてことは不可能だ。
ただ、なんとかなった。まずはその達成感を噛みしめたい。
8月からの流れは以下であった。
プログラム全体で一番最初のFallの部分だ。
Kelley On Campus
実際に大学のキャンパスに6日間行き、これからオンラインで一緒のクラスを取ることになる同級生(Cohort)と知り合いになることが主目的。
加えて、事前課題、セミナーやグループワーク、実際に存在するベンチャーに対してのピッチを行うということをやっていく。
オンラインMBAの導入としては非常に良い仕組みと感じる。
これについては、気が向いたら(余裕があったら)別の記事にしたいと思う。
Core1(Foundations)の開始
Kelleyのプログラムは必修科目があり、その最初としてCore 1クラスとして括られている以下3つの科目をKelley on Campusの翌週より履修した。
・Economics
・Business Law
・Organizational Behavior
基本的には週に2科目、夜の時間に1時間半のZoom授業があり、4週ごとに2科目の組み合わせが交代する。
そのため、以下のような流れで進んでいった。
1-4 weeks: Economics / Organizational behavior
5-8 weeks: Economics / Business Law
9-12 weeks: Organizational behavior / Business Law
Economics for Managers
基本的にはミクロ経済で毎週ルーティンで以下を実施した。
- 授業(1.5 hrs)
- ビデオレクチャーの視聴(計1.5 hrs程度)
- Quiz 10問(オンラインで受ける)
- Discussion article(数ページ)を読み、それについての考察を200-300 wordsでDiscussion boardに書き込む
- 記述式の問題を1問毎週提出(前提の条件を提示されて、習ったことを当てはめて、分析結果やrecommendationを記載する)
以上に加えて、4週ごとにmid-term Quiz(90分)、最終週にFinal exam(180分)という流れだった。
毎週の課題は特に問題ないが、mid-termがある週の課題は大変だった。mid-termの週は勉強の週というわけでなく、普通に授業もあり、通常の課題もあり、追加でmid-term頑張ってねという感じであった。2回目のmid-termが終わったときには、間髪入れずfinal exam期間になったので、まとめて一回にすればいいのに、、、と強く思った。
mid-termとfinalは数日間受けて良い期間が定められていて、自分の好きな時間に受けられるフレキシブルな所はonline MBAの良いところだなと強く感じた。
大学時代に経済学部であったため、学びは少な目という感じであったが、最初のクラスで慣れないところも沢山ある中少し楽ができたことと、勉強の習慣を再び身に着けるという意味ではとても有意義であった。また、成績も平均Bを取ることが奨学金維持の条件となっているので、それを維持する意味でもこれで安心感が増した。
クラスメイトの反応は二極化しているように感じて、余裕だった人とnightmareだったという人と別れていた。
Business Law and Ethics
今学期で一番負担になるクラスだった。
毎週以下をやり、
-リーディング、ビデオレクチャー(計1.5 hrs程度)の視聴
- 授業(1.5 hrs)
成績は以下で決まる形式であった。
- Quiz 25問(オンラインで受ける)×5
- 記述式のこういう場面だったらどうすべきかというエッセイ計6ページ
とりあえず苦手なリーディングが多いことと、アメリカの司法制度なんて全然知らないし、専門用語が多いのでしんどいなぁと感じながらやりました。
記述式のこういう場面だったらというエッセイはAIに自動生成させた答えに対して、何がよくて、何が誤りかを書くというChatGPTを学びに取り込むという非常にタイムリーで面白い試みだったので、難しいと感じながらも、20%位は楽しく取り組むことができた。
成績はおそらく一番悪いだろうが、苦手なリーディングがある中これを乗り越えたのは少し自信になった。
Organizational Behavior (Leading Organization)
今学期で一番取れて良かったと感じたクラスだった。
やったことは、
- 毎週予習必須(リーディング、ビデオレクチャー(計1.5 hrs程度)の視聴)
- 授業(1.5 hrs)
- シミュレーション(こういったビジネスのシチュエーションの場合、あなたはどう行動するか)を2回実施(各1.5 hrs)
- グループワークでエッセイ(ケーススタディ(3-4ページ))を2回提出
- エッセイ (3-4ページ)を個人で1回提出
- Final examとして事前に提示された5つの問いの内、教授が指定した2問を2時間以内にオンラインで提出(各2ページ。結局全部事前に準備する必要があるので10ページ書く。クラスメイトは6ページ使われないのに不満たらたらであった(私も含む))
いわゆるソフトスキルの分野であり、学問として体系的に学ぶことがなかったため、何回もふむふむと感じる機会があった。
授業も積極的な発言が求められていて、授業内でもグループに毎回分散して少人数で議論するので予習は必ず必要であった。(Kahoot!という勉強した内容を問うクイズ(成績はつかないので半分遊び)も毎回実施したのでそれで良い成績を残すためにも予習必須だった)
グループワークのエッセイはそれぞれのアイデアを持ち寄り、一回組み合わせ、エッセイのアウトラインを整理して、あとは分担して書くやり方を2回とも採用された。議論しながらアウトラインを決めていけたので、最後はそれぞれが責任を持って自分の担当箇所を記載し提出できたと思う。一つ感じたことは、全体として最後にエッセイの流れがどうかという確認する役割の人も上手く組み込めたらよかったのではと思った。イメージとしては、Aさんがハンバーガーを持ってきて、Bさんがお寿司をもってきて、それぞれは美味しいが一緒にして美味しい料理になったかという感じ。ハンバーガーにするなら他の人はポテトとナゲットとドリンクを持ち寄るように調整したらより纏まりのあるエッセイになると思った。
提出までの数日間は毎日1時間オンラインで打ち合わせをしたので、調整に手間がかかったことも負担に感じた。
休みはない
今日をもって秋学期が終わったが、早速週末を挟んで月曜日から冬学期が開始される。そのため実質休みは2日のみ。全然気が休まらない。
ただ、幸い冬学期の必須科目であった会計科目は免除を受けることができたので、冬学期は週1の授業で済むので少し余裕を持って取り組みたいと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?