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好きなことは「生身のビジネス」【自己理解プログラム】
八木仁平さんの自己理解プログラムを受講している。
八木さんの理論では
「価値観」
「得意なこと」
「好きなこと」
と3つの円が重なるところが
「仕事で本当にやりたいこと」
にあたる。
その中の「好きなこと」について。
ワークを進めている中で、好きなことの中に「ビジネス」が出てきた。
ビジネスはあるあるだろう
私はビジネスという分野が好き。
とはいえ誰しも仕事をしなければ生きていけないし、人類は皆ビジネスが好きだろう。
ビジネスが好きは、あるあるだろうと考えていた。
と思いつつ…
ワークでも何度もでてくるのでもしかしたらほんとに好きなのかも?
念の為コーチに、私ってビジネスが好きそうかと確認したら「大好きだと思います(笑)」と太鼓判をいただいた。
ビジネスが好きってどういうこと?
ビジネスが好きとはなんだろうと振り返ってみる。
今回は綺麗に整理しないで、関連しそうな話をバンバン出してみよう。
まず四六時中、ビジネス関係のラジオやYoutubeを音声で聴いている。
仕事の時と子どもと接する時以外は全て。
子どもの送迎往復1時間半×2の間も車の中で聴いている。
(子どもたちは童謡と童話CDを聴いている。)
料理中や片付けの時も隙あらば片耳イヤホンで聴いている。
起業する人やビジネスマンにとっては音声学習は当たり前だろうけど、私はどちらかというと学びというよりは娯楽的に楽しんでいる。
寝る前についつい見てしまうYoutubeもビジネス系ばかりになりつつある。
アニメ、ゲーム実況、サッカーの名場面集、お菓子作り、お笑い、大食い、ファッション、美容など大好きだったジャンルはいつの間にか淘汰された。
今はビジネス系のYoutube漬け。
見漁りながら寝落ちしている。
アウトプットが好きだけどこればかりはインプット過多であると自覚ぎみ。
昔を振り返ってみる
小学生や中学生の時はアニメも見つつ、母親が録画したプロジェクトXを見ていた。
高校、大学、社会人あたりはガイアの夜明け、プロフェッショナル、情熱大陸、カンブリア宮殿を見て感動してよく涙していた。
結婚してからは夫と「人生の楽園」も見るようになった。
人生の楽園は、老後にもし夫とビジネスをするなら…?という目線で楽しんでいる。
とにかくビジネス系ドキュメンタリーが大好きだ。
(今気がついた。)
ビジネスで語られる想いやストーリーには熱いロマンがある。
私にとっては映画を見るような胸熱なワクワクを感じてたまらない。
(ちなみに映画は、当時も今も恋愛系やディズニーには興味がない。友達と見にいったのは蟲師とかクローズゼロとか。)
ビジネス好きのルーツは父親?
父は公務員だった。
戦略的な行動派で、公私共に斬新なアイデアをポンポン出して実現する人だった。
母は父のことを気分屋で家族が振り回されるから困るといつも言っていた。
後から知った話では、父は公務員時代に「革命家」と呼ばれていたそう。
途中で引き抜かれ民間に移り、そこでも色々と改革をしていた。
そんな父は昔から、話をするのが上手でよく仕事の話をしてくれた。
私も父の仕事に興味があったのでいつもその話を聞いていた。
質問したり、それはこういうことかと確認したり。
中高大学生の多感な時期になっても一緒になって仕事の話をしていたので、いつの間にか父の仕事の業務内容、人員配置、組織図や抱える課題までも把握していた。
父自身の仕事の考え方も教えてもらいながら、父が仕事をどう捉えてどう進めていくのかを知るのが好きだった。
私はそんなやりとりをこれまた娯楽的に楽しんでいた。
友人と義理父にドン引きされた話
ある時衝撃だったのは、友人と話をしている時に父親の話になり、
友人が
「お父さんがどんな仕事をしているかなんて知らない。」
と言ったこと。
そんなことある!?
と心底驚いて他の友人にも聞いたところ
「父親と仕事の話なんて話したこともない。」
「そもそも興味がない。」
「話す意味が分からない。」
と言われて唖然とした。
(逆に友人も唖然としていた。)
また、夫の父である義理父との話。
義理父は営業系の役職についている。
営業一本でやってきたので人当たりも良く話の流れを作る技術もすごい。
女性の扱いも上手くいわゆるキラキラモテ男って感じ。
私側の家系や知り合いには営業職がいないため一度で良いからその辺りの話を聞きたいと思っていた。
昨年のお正月に、ついに義理父と二人きりで話すタイミングがあった。
そこですかさず話しかけ、営業について、営業とはなんぞや、営業スタイル、営業のコツ、営業の醍醐味などを質問攻めにしたところ、ドン引きさせてしまった。
普段ボーっとしている大人しい嫁が、雑談もなくいきなり仕事の話を始めたのでさぞかしギョッとしただろう。
その時は満足に話が聞けなかったのでまた折を見てトライしようと考えている。
ちなみに、言わずもがな夫の仕事にも興味があり、普段から共有して色々と理解している。
いつも2人で仕事の話で盛り上がっているので「ご夫婦で同じ職場なんですか。」と言われるくらい。
夫の会社用スマホに連絡が来ると、着信相手の名前を見て
「あの案件の話かな?」
「この人から連絡が来るってことはトラブルだな。」
と予想して楽しんでいる。
生身のビジネスが好きなのかも
とりとめもなく過去の話を洗い出してみて思ったこと。
どうやら思ったよりも昔からビジネスに興味があったらしい。
稼ぐとかノウハウとか、そのあたりのいわゆるビジネスではなく、
「生身の人間から発されるビジネス」が好きなのかも。
その証拠にパンフレット的な会社情報とか、売上とか株とか、そういうものには興味を持てない。
そうではなく、ビジョンや想い、ストーリー、その人がどう考えどう働いているのかに心から興味があり、知りたい欲が半端じゃない。
そこにロマンとかドラマを感じられたら、さらに魂ごとググッと入り込める。
そういう血の通ったものが好きみたい。
ビジネスはビジネスでも触れると温度を感じるビジネスが好きみたい。
結論。
好きなものは何か?
という問いに「ビジネス」と堂々と答えられそう。
おわり。