憧れのルーサイト
専門用語が多くて大変申し訳ないのですが、ルーサイトはプラスチックの名前なのです。
初期に出てきたプラスチックの1つで、1931年にデュポン社が開発したアクリル製プラスチック素材になります。
透明度93%、水や紫外線の耐久性もあり。
ルーサイトの前に開発されていたプラスチックよりも強度が高かく、軽量・防弾用に改良され、第二次世界大戦の航空機の窓に取り付けられました。
1950年代頃からその見た目の美しさを生かし、家具やキッチン用品、アクセサリー、バッグなどに使用をされるようになり、とても身近な存在になっていくのです。
店内に飾られるルーサイトを目を輝かせながら女性たちは見ていたのではないのかなと。
今はちょうど良いアイテムが見つかっていないので買い付け分の在庫は無いのですが、ルーサイトのバッグの可愛さはルーサイトでしか出せない雰囲気があります。
バッグの持ち手に使われていたり、古着が好きな女性だと特にご自身が持たれているアイテムの中でさりげなく使われていたりするのではないのでしょうか。
今でも航空機に使われることのあるルーサイト。
こういった素材を知るだけで、大切にしたくなりますよね。
初期のプラスチックにはセルロイドやベークライトという種類もあります。
またそれは次回何かのタイミングでお話しできたらと思っています。
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