見出し画像

インターナショナルスクール学費は払っていません。

こんにちは。インターナショナルスクール教員のあるある。

インターナショナルスクール教員の待遇のひとつに子供の授業料の免除があります。海外駐在のご家庭も会社が学費を負担していることがほとんどなので、インターの先生の子供の授業料がカバーされているのも当然と言えば当然。学校によって違いがあるのですが、海外から雇用された場合に限るという学校もあります。Local Expat扱いの教員の場合は、配偶者が赴任で来られてその国にいる、国際結婚で永住している外国人で適用されないこともあります。それは配偶者の待遇ですでに授業料はカバーされているケースが多いこともあります。

都市にあるような有名なインターであれば、教員1名につきひとり分の授業料免除というパターンが多いです。学校によっては2−3人OKというところもあるのですが、それは学校の人数受け入れにやや余裕がある学校かと思われます。学費は高いのできっと学校運営上しっかりコントロールされたいところなのだと思います。インターナショナルスクールで働いている既婚者は夫婦で教員のパターンが多いので夫婦で働けば子供ふたり分の学費免除となります。

インターナショナルスクールの授業料は免除されるとはいえ、学校で行われる旅行、必要な文房具コンピューター、ご飯代などなどはもちろん自腹です。あえて言えば、今まで行った学校ではスクールバスは無料で利用させてもらえて助かりました。

教員の子供達によって学校のダイバーシティに貢献するところもあると思います。昔の職場で白人の先生がやたら自分の娘ばかり学校を紹介するメディアによく載っているとぼやいていました。そうそう、学校のホームページや写真でやたらと西洋人特に白人ばかりの写真を載せているところはちょっと注意を。インターナショナルスクールでたとえばアメリカ国籍が70%を占めているって言ってもそれがアメリカの人口の構成を反映しているわけではありません。アメリカではアジア系の割合は7%くらいなのですが、アジアのインターナショナルスクールではおそらくアジア系アメリカ人で占められていることもあると思いますよ。

インターナショナルスクールの先生の国籍はというと英語圏のアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリスが多数を占めます。イギリス、スコットランドからの先生はブリティッシュスクールに多くみられます。他の国からの教員ももちろんいるのですが少数派です。
日本人の教員でも海外のインターで日本語教科以外の科目で働いている方もいますよ。

我が家はあと2年半で卒業。
大学費用は全て自費になります。今から考えても冷や汗です。。
しかもアメリカに行きたいと言っています。アメリカに住んでいないのでアメリカの公立の大学に行く場合にはOut of State 価格になります。(州によってトリックがあるのかも知れませんが)
奨学金を何とかもらえるような学力を発揮してほしいのが本音ですが、実際はどうなることやら。と言うことでインター生活で学費を払わずに済んだと言うのは本当にありがたい。
何とか日本の学校に行ってくれないかと説得を重ねます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?