OLIVEの失恋特集
むかしむかし、オリーブという雑誌があった。毎号愛読していたほどのファンではなかったが、失恋について特集された号がとても気に入っていた記憶がある。
今ググってみると1987年12月に出た「泣いてたまるか!失恋日記」というタイトルがついた号だ。
今発売されていても買ってしまいそうな内容だ。残念ながらバックナンバーも在庫切れらしい。どこかの古本屋で出くわしたら大枚叩いて買ってしまいそうだ。
当時、片思いの恋に悩んでいた友人にこう勇気づけた記憶がある。
「思い切って告白すればいいじゃん。たとえうまくいかなくてもオリーブの失恋特集があるから大丈夫!」
失恋は辛いものだが、こんな特集を読んだ後は進んで失恋したくなった。失恋するにはまず失う恋を手に入れなければならず、なかなか恋を得られなかった若かりし頃の私はただただ失恋というものに憧れていた。
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