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執筆計画(或いは単なる長いつぶやき)

書きかけの小説がなかなか進まない。
今日から、朝一番に書く習慣がついたエッセイ一本を書く前に、小説の方に時間を割く事を試みた。

しかし、エッセイを一本書く時間を残しつつ小説の方を進めるという計画は最初から無理がある。エッセイの事が気になって小説に完全に没頭できない。

小説を書く時とエッセイを書く時は脳の使い方が異なる。少なくとも私にとっては。小説を書く時はその小説の世界に潜り込んでいく必要があるのに対し、エッセイの場合は潜り込むというより航空写真の中から気になる事象を指し示すような作業だ。「さぁ、潜ろう」と途中の深さまで潜ったあたりでふいに航空写真が頭に浮かんで「この後何について書こうか…」なんて考え始めてしまう。

やはり、準備体操としてエッセイを書いてから小説に進む方が理にかなっている。そもそもnoteに書き始めた時はそういう計画だったのだ。段々エッセイを書く方が面白くなり小説の方に割く時間にまで食い込むようになってしまった。

それなら小説は諦めてエッセイだけ書けばいいじゃないかと思われるかもしれない。別に小説を書いてくれと誰かに頼まれた訳ではないのだから。

物事はそう簡単ではない。小説を書こうとしているからエッセイがこうやってスラスラと書けるのかもしれない。エッセイだけに専念しようとしたらこちらも書けなくなるような気がする。こう書くと、まるでエッセイを書くために裏で小説を書こうと試みているのではないかと思われそうだが決してそうではない。

これが良い例えなのかはわからないが、ジョギングとストレッチの関係を想像して欲しい。ジョギング(小説)の前にまずは身体の筋肉をストレッチ(エッセイ)していたら、ストレッチが気持ち良くて必要以上に続けてしまい、ジョギングの時間に食い込んでしまうようになった。ジョギングがしたいという気持ちが萎えた訳ではない。

全ては言い訳にしか聞こえないのでこれ以上何も言うまい。

そんなこんなで今日も何かは書けている。

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