
飼うか飼わないか、それが問題だ
仔犬と対面しに千葉まで行った話を1ヶ月ほど前に書いたが、
結局未だに決断できずにいる。
いや、実際は一旦犬を飼うのはやめておこうと自分の中で結論を出した。生き物を飼う以上責任が伴う。大体15年前後生きるとしてその間は旅行や長時間の外出を控えなければならない。もちろん信頼できるペットシッターを見つけて預けることも可能だが、それも心苦しい。私は思いつきで行動するのが好きなのでそれが制限されると思うと息苦しさを感じる。そんな理由で犬は諦めようと判断した。
夫が
"What are you gonna do about the dog?"(犬の件はどうするんだ?)
と訊いてきたので、私の考えを伝えた。
すると、その場では夫は強く反論はしなかったが、事あるごとに、
"I think it might be nice to have a dog."(犬がいたらいいと思うなぁ)
と犬の話を蒸し返してくる。
犬の話をし始めた時から夫は
"He's going to be your dog."(君の犬だからな)
とあくまでも私が飼い主になるのだと強調する。それなので、飼うか飼わないかの判断も私に任されている。
それでも夫はたまに
"It would be nice to have a dog around."(犬がいたらいいんじゃないかなぁ)
といったコメントをランダムに口にする。
夫がそこまで言うのなら、と私もまた思うようになり、ミニチュアシュナウザーのブリーダーを再びググってみた。今回はブリーダー検索サイトは避けて、ブリーダー本人のウェブサイトを直接開いてみた。そこで最近生まれた仔犬の写真をチェックしてみるとまさに私好みの仔犬を見つけてしまった。早速そのブリーダーに問い合わせたところすぐに感じの良い返事が来た。一度仔犬を見にお越しくださいと言われたが、そのブリーダーの所在地は三重県。とりあえずzoomで仔犬と対面させてくださいとお願いした。
zoomでいよいよ対面できるのを楽しみにしていたのだが、いざブリーダーさんと繋がったら開口一番
「ごめんなさい。例の仔犬は売れてしまいました!」
と言われガーン。
それでも気を取り直してブリーダーさんと話し続けてみると、つい1週間前に生まれたシュナウザーが6匹いることが判明。まだ目も開いていない状態だそうだが1ヶ月後にはzoomで見せてもらえる事になった。このブリーダーさんは生まれてから90日以上経過後の引き渡しを推奨しているので6匹の内のどれかを気に入っても1月まで待つ事になる。逆に心の準備をするのにちょうど良い期間とも言える。
私が写真で一目惚れした犬が売れてしまったと夫に伝えると
"Good!"
という反応。そうやって仔犬が早いペースで売れていくと言う事は犬の状態が良い証拠だと。
また、zoomを介して会話をしたブリーダーに対しても好印象を持ったようで、
"I like him. He has a very open demeanor."
(彼が気に入った。すごくオープンな表情をしている)
と言っている。それまでは、さすがに三重は遠いのでもっと近くにブリーダーはいないのかと言っていたがそんな事もぴたっと言わなくなった。
三重まで引き取りに行くとなったら片道5時間のロングドライブ。我が家の軽自動車ではちょっとキツいので夫はレンタカーも調べてみようと張り切っている。
とりあえず、1ヶ月後のzoom対面まで犬の件はお預けだ。