DIYを極める夫に振り回される私
「何年か後にあの時もっと書いておけば良かったと悔やむことないように、今年はもっともっと書く事に時間を割こう。それが2025年の私の抱負。」
と打ったキーボードに再び指の温もりが触れるまでに10日も経ってしまった。
ここで言い訳を述べさせてもらう。
我が家の東側は目の前の川を渡る歩道橋に面しており、庭がそこを行き来する人々から丸見えの状態だった。
庭に出ていると通りがかりの人々と自然に挨拶を交わす事となり近所の人々と仲良くなれて良かったのだが、引っ越してきた当初からいずれ目隠しのフェンスを建ててもらおうと話していた。
幾つかの業者から見積もりを取ってみたがいずれも夫にしてみたら受け入れ難い金額だったので自分でやろうという事になった。夫が自分でやろうと決めた場合、デフォルトで私も手伝うことが前提となる。
世の中には1人黙々と日曜大工に励む、むしろ誰からも邪魔されない開放感を好む男性が多いと思うが、残念ながら我が家の場合はその逆。プランの段階から意見を求められる。こっちはあまりこだわりはないのに意見を言えと強要されて仕方なく答える。すると腹立たしい事に私のインプットは軽々と却下される。それなら最初から訊くな!と喚きたくなったこと数知れず。
そんなこんなで元々あったワイヤーの簡易なフェンスを取り外し、ブロックを更に3段積んだ上にウッドフェンスを取り付けることとなった。まずはホームセンターからブロックを100個とセメント10袋購入してきた。我が家の軽自動車では到底運べない量なのでホームセンターが無料で貸し出してくれるトラックを利用して。その後木材などの運搬にも無料貸出トラックは何度も利用させてもらった。ありがたいサービスだ。その都度夫は "It's a beautiful country we live in!(僕たちが住む国はなんと素晴らしい国なんだろう)"と感嘆。
100個のブロックを積むために使うセメントを手で混ぜるのは大変だからとセメントミキサーまで購入してしまった。今後使う予定は全くないのに…
そんなこんなで年末にスタートした目隠し用フェンスのもようやく完成。
これで日に2度3度とホームセンターに足りなくなった資材を調達しに走る必要もなくなり、少しは自分の時間(=書く時間)を確保できるようになるのだろうか。