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街の灯りがとてもキレイね

ヨコハマ
ブルーライトヨコハマ〜♪

というわけで、やって来ました横浜に。
今回のサバティカルのクライマックス。

ちょうど一年前、ようやく見つけた新居の入居可能日を待っていた。日本に来て最初の1ヶ月は到着前に予約してあったエアビーに宿泊していた。寝室とは別にキッチンやリビングもあってエアビーにしてはかなりゆったりとした間取りで快適だった。お陰で家探しも順調に運び、1ヶ月以内に契約までは済ませる事が出来た。問題は、実際に入居できるまでにはどうしても諸々の手続きのため2週間ほどかかり、滞在していたエアビーは別の予約が入っていて延長できなきなかった事。

普通、そんな場合はちょっと割高でもホテルに滞在するのだろうが、我々はできるだけお金を節約するためADDressという住まいのサブスクサービスを利用した。このサービスについて書き始めると長くなりそうなので割愛するが、使い方によってはエアビーやビジネスホテルなどに滞在するより安上がりなのだ。とは言え、ほとんどの場合、見ず知らずの人たちとのシェアハウスというシチュエーションなので、ある程度の不自由を強いられる。夫にとってはかなり苦痛を伴う長い長い2週間となった。

そんな夫の気晴らしになればと彼にとっては初めての横浜に連れ出したのがちょうど一年前の今頃。タイミング良く赤レンガ倉庫ではオクトーバフェストが開催されていて、ドイツミュンヘンに20年以上住んでいた事のあるビール党の夫は大喜び。横浜の街もとても気に入ってくれた。

今年もオクトーバフェストの時期になり、横浜行きを夫に提案したところ、もちろん二つ返事でレッツゴー。しかも今回は一泊しようという事になった。オクトーバフェストでドイツビールを堪能した後も余韻に浸って横浜でゆっくりしようと言う事に。今回はケチらずにそれなりのホテルに泊まろうと検索してみるとホテルニューグランドがかなりお得なレートを提示していた。チェックインがちょっと遅めの17時というだけで一室15,600円。即予約をいれた。

自宅をお昼頃出発し、車で横浜に向かった。道中、夫が空腹を訴え、奇しくも昨年ADDressで滞在した古淵のイトーヨーカ堂内のバーガーキングで腹ごしらえすることとなった。食後は同じヨーカ堂内のタリーズでエスプレッソをいただいた。一年前、毎日のように通ったヨーカ堂内のタリーズ。

そこから1時間ほどで横浜に到着。ホテルに車を停め、山下公園を元町の方向に歩いた。横浜に来た際はいつも寄る洋服屋が元町にあるのだ。昨日も3年ほど前に母と横浜を訪れた時にその店で購入したブラウスを着ていた。元町に着いてみるとほとんどの店が閉まっているではないか!年に2回あるチャーミングセールがちょうど前日に終わったところでどの店も在庫の入れ替えのため昨日は休日にあてていたのだ。ガーン!無駄なお金を使わずに済んでよかったと言う事で良しとするしかなかった。

ショッピングは諦め、赤レンガ倉庫の方に足を向けた。横浜に来るたびに思うが、この街は実に歩きやすい。道は広く、空は高く、潮風が心地よい。都会なのにとてもゆったりとした心持ちになれる。

メインイベントのオクトーバフェストも月曜日の午後を狙って来たのが正解でちょうど良い混み具合。ソーセージ、ザワークラウト、にビールを買って適当に席に着くと程なくしてドイツ楽団の演奏が始まった。会場参加型の演奏は大盛り上がりで夫もご満悦。すかさず横にずれて我々の座る場所を作ってくれた隣のカップルに話しかけた。私は全く気づかなかったが女性は妊娠していたらしく、
"When are you expecting?(いつ生まれるの?)"
と夫は尋ねた。
一月頃に生まれる予定だと答えた女性に、夫は私を指差して、
"She was born in January.  Difficult people.(彼女も一月生まれだ。気難しい人間が多い)"
とウィンクした。

たらふく飲んで食べた後、ホテルに戻ってようやく遅めのチェックイン。もう一杯ビールが飲みたいと夫が言った。せっかく歴史あるホテルニューグランドに泊まっているのだからと、ホテル内のSea GuardianIIにてナイトキャップをいただくことに。既にアルコール許容量を超えていた私はレモンスカッシュをいただいた。普段喫茶店などでもレモンスカッシュなど頼むことないのになぜか昨夜は心惹かれたのだ。これが大正解でソーセージを食べ過ぎたムカつきをさっぱり落ち着かせてくれた。

横浜での完璧な休日のグランドフィナーレは部屋からの夜景。

おやすみなさい。

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