パターロボット経過報告
10日ほど前に夫が必要としているパターロボットと梅さんの話を書いたが、
幸いお金の件を持ち出して拗れたかと思っていた話もそれほど拗れていなかった様で、昨日の朝梅さんから
「とりあえず下半身の部分ができたから一度見に来てよ」
と電話が入った。
夫に伝えるとなんだか狐につままれたような顔をしている。お金の話をした時の梅さんの反応からして、作ってもらえら可能性は無くなったと完全に諦めていたようだ。
私はそこまで悲観してはいなかったが少し時間がかかるだろうと思っていた。思いのほか早くに下半身ができたという知らせに驚いた。
梅さんの工場について見るとロボットは下半身のみならず上半身の一番肝心な回転する肩周りもほぼほぼ出来上がっていた。見た目も以前テキサスで夫が誰かに作らせたものよりスマートで、無駄がない。持ち運びやすいようにと3つのパーツに分けられるようにもなっている。
"It's perfect!"
と夫も大喜び。
後はパターを取り付ける部分の製作と若干の重心の調整で完成だ。
帰りの車の中で夫は上機嫌。前回梅さんを訪問した帰りの車の中は葬式みたいだったので雲泥の差だ。
"Unbelievable! I had completely written the guy off."(信じられない!完全に彼に作ってもらうことは諦めていた。)
と夫は首を傾げるばかり。
何はともあれ、めでたしめでたし。