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【図解あり】Google ドキュメントの「標準テキスト」のフォントの種類を変更すると「タイトル」「見出し1 ~見出し5」のフォントの種類も同じものになる

図解で理解したい人はこちら!

この記事はGoogle Workspace 標準機能 Advent Calendar 2023の2日目の記事です。

こんにちは!ゆるふわクラウドおじさん こと、Teeda と申します。『Google アプリの教科書シリーズ』という本を毎年Amazon で販売していたり、YouTube チャンネルUdemy で学習用動画を公開しています。

2020年の夏に、Google 認定教育者Lv.2 という資格に合格していたのですが、

この認定資格は3年間で有効期限が切れるのです。3年経った今年の夏に、また受験して合格したのは今年のいい思い出です。
Google 認定教育者という資格があるって、知ってましたか?
学校などの教育機関や教育事業でGoogle Workspace を活用するためのスキルや観点を体系的に身に着けていることを証明できる資格なので、ご興味があればぜひ、資格の詳細ページを見たり、受験してみましょう。


Google ドキュメントの「標準テキスト」のフォントの種類を変更する

Google ドキュメントで(空白のドキュメントとして)ファイルを作成すると、文字のフォントの種類は、それぞれのスタイルでデフォルトのものとなっています。

Google ドキュメントの「スタイル」とデフォルトの書式

「標準テキスト」はデフォルトで、フォントサイズが「11」フォントの種類が「Arial」として設定されています。
文書を作成していくにあたり、別のフォントの種類やサイズとして統一することで、効率的に編集ができます。会社や学校などの組織でフォントの指定がされているときは、テンプレートが提供されているなら「テンプレートから」作成し、テンプレートが提供されていないなら、指定通りの書式を最初から設定しましょう。

「標準テキスト」のフォントを変更

ここでは「MS Pゴシック」のフォントの種類に変更してみましょう。
フォントの種類を変更したい文字の範囲をドラッグ&ドロップで指定し、
ツールメニューの「フォント」▶「設定したいフォント」をクリックします。

本文に標準テキスト」として文字を入力し、フォントの種類を変更
※ここでは「Arial」→「MS Pゴシック」

入力した本文の中の、指定した範囲の文字にだけ、フォントの種類の変更が反映されます。本文への入力をこのままずっと連続して行い続けていれば、変更後のフォントの種類がずっと反映されるのですが・・・。

本文の途中で

  • 見出し1 / 見出し2 / 見出し3 などのスタイルを適用した

  • 箇条書き や 番号付リスト の書式を設定 / 解除した

  • 本文内に画像や目次などを挿入した

などの操作を行うと「標準テキスト」のデフォルトの書式設定で本文を入力するように切り替わり、本文全体の書式を統一できなくなります。
本文の中から、フォントの種類が異なる箇所に対してすべて手作業で、フォントの種類を変更する操作は、とても効率が悪いものです。同じスタイルの文字に対して、同じ書式を設定することで、効率よく見た目の整った文書を作成しましょう。

「スタイル」▶「標準テキスト」▶「カーソル位置のスタイルに更新」

スタイルを指定した範囲の書式のものに設定し、文書全体の同じスタイルの箇所に適用

フォントの種類や文字の大きさ、文字の色や背景色などの書式を設定したら、その設定と同じ書式が自動で反映されるように設定できます。
これにより、一度設定した書式を別の箇所に設定する手間を解消できたり、その文書を複数の人が共同編集している時、文書のスタイルの定義をする人、定義を活用して本文を入力する人、という役割分担ができるようになったり、スタイルを統一することが簡単にできます。

書式設定をその都度行う、書式設定漏れやルールを満たした編集という運用を徹底できない、などでお悩みの方は、ぜひ「スタイル」の機能を活用してくださいね。

ちなみに…「MS Pゴシック」以外にもたくさんのフォントを使用できます。
「その他のフォント」をクリックして追加できるフォントにかわいいものがたくさんあります。「BIZ UDPGothic」や「Kosugi」や「Lexcend」などが、私は大好きです。その他のフォントの追加については、1日目のアドベントカレンダーで解説しています。

おわりに~参加者求む~

Google Workspace 標準機能 Advent Calendar 2023の2日目の記事でした。
書式の設定自体は知ってるけども、スタイルに適用させることまでしていたでしょうか?

1つ1つの標準機能は知っているけども、品質の向上や効率性の向上を継続的に実現できる使い方、運用方法を知っている人は多くはないはずです。

こんな機能みんな知ってるだろう…とあなたが思う機能や使い方を知りたい人はたくさんいます。
Advent Calendar に参加して、
難しすぎることでも、標準機能でも、マニアックな活用方法など、ぜひ気軽に投稿してみましょう。

25日目の記事のネタとしてアンケートにご協力ください

25日目の記事では、Google フォームの効率的な編集の仕方、集計データの便利な使い方などを解説します。読んでいただいた記事の満足度や、どのアプリケーションの記事があったらいい、などの数秒で終わるアンケートを作成しました。

この記事が面白かったら、ぜひ、ご協力ください。
面白くなかったら、こうやったほうがいいよ、というのをぜひアンケートでお伝えください。

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