【重要】チャットで日付の伝達ミスを防ぐために!相対日付と絶対日付を併記しよう

「明日のお仕事をお休みします」
「来週の水曜までにやっておいてください」

ビジネスシーンで、このように「昨日」「今日」「明日」「来週の何曜日」などの相対日付を使って報告する予定を伝えることはよくありますよね。

相対日付だけを入力するのは手っ取り早くて入力する人にはとても便利ですが、確認してもらう相手にとって、間違いを起こさせる可能性があります。
具体的な日付と曜日を含めた絶対日付を使用してメッセージしましょう。


相対日付だけでのデメリット

相対日付「昨日」「今日」「明日」だけを使用することで起こる誤解や面倒なことに以下のことがあります。

日付が変わりそうな時間帯で、正確な時間がわかりにくい

夜遅くに、次の日のお仕事をお休みしたいと上司にメールやチャットで伝えようとしているとします。
「夜遅くにすみません><。明日のお仕事をお休みさせてください。」
このメッセージを作成しているとき、送信する前の時点では
23:58 だったとします。
メッセージの作成を完了したり、送信ボタンを押したその時点で
0:10 になっていたとしたら、
明日のお仕事の「明日」は、いつになるでしょうか?

  • 23時58分の時点での明日 ⇒ メッセージを作成した日から見た「明日」?
     ⇒ つまり受信した日から見た「今日」?

  • 0時10分の時点での明日 ⇒ メッセージを受信した日から見た「明日」?
     ⇒ つまり受信した日から見た「明日」?

のようになります。
メッセージを送信した人が認識する相対日付と、メッセージを受信した人が認識する相対日付が違う日を指すかもしれません。

未来からメッセージを振り返るとき、いつのことかわかりにくい

過去にやり取りした内容を未来に見返すことがあります。
「昨日の会議の議事録をお送りします。ご確認ください。」
このメッセージを受け取った日には「昨日」の記憶は新しいもので、昨日が何年何月何日なのかも認識しています。

1週間、1か月、あるいは数か月以上が経ってから
「あの日の会議の議事録ってどこにあるっけな?」と思ってGmail などを検索しても、具体的な日付が入力されていないため、
日付を使用しても検索結果として表示されにくいです。
「たしか、昨日の議事録」って書かれてたなあという記憶から
「昨日の議事録 」🔍
というキーワード検索をしても
「昨日の議事録」を含むメッセージが大量に検索結果として表れるかもしれません。

これは
「来週の水曜日」の会議の議題をお送りします。
というメッセージでも同じことが言えます。
過去の日付に対しても、未来の日付に対しても具体的な日付「絶対日付」も併記しましょう。

絶対日付だけでのデメリット

相対日付だけでは、誤解されてしまうことがありますが、絶対日付だけを使用してもデメリットがあります。

今日から日程が近いことを理解しにくい

この記事を書いているのが「2025年1月30日(木)」です。
今日がこの日付だということを私はたまに忘れてしまいます。
「1月31日までにこの記事を公開してください」
「2月1日に会議をしましょう」
と言われても、ついこないだ2024年が終わったばっかりで、もう1月30日だなんて認識していないのです。

「月末まででいいんだな、余裕余裕」
「来月から頑張ろう」

なんて思っていたら、実はもう「明日」のことなんですよね。
気づきにくいって!!

相対日付と絶対日付と曜日を併記してくれ!

相対日付だけでも具体的な日付がわかりにくく、
絶対日付だけでも今日からどのくらいの日数があるのかがわかりにくい。
両方を使ったら便利なのです。
今日が「2025年1月30日(木)」なのですが、

「明日(1月31日(金))までにこの記事を公開してください」
「明後日(2月1日(土))に会議をしましょう」
という感じで、相対日付と絶対日付、そして曜日を一緒に書きましょう。

パソコンやスマートフォンで、相対日付である

おととい
きのう
きょう
あした
あさって
すいようび

などを入力してみると、入力の操作をしているその日から見た絶対日付が変換の候補が現れます。

Windows のパソコンで「きょう」と入力したイメージ


Windows のパソコンで「しあさって」と入力したイメージ

このように、相対日付を手入力して、絶対日付は手入力ではなく、変換の候補から選択することで、日付の入力ミスを防ぐことができます。
また、相対日付と絶対日付が相互に情報を補完して、いつのことを指しているのかがよりわかりやすくなります。

絶対日付に曜日も入力しよう

絶対日付を手入力すると、日付を入力し間違えることがあります。
今日が何日かを覚えていないけど、今日が何曜日かは覚えている、
ということがあります。
この記事を書いているのが
「2025年1月30日(木)」なのですが、
私が今日を「金曜日」と勘違いしている場合、明日は土曜日だと誤解しています。

「1月31日(土)」にお会いしましょう!

というメッセージを送ったとして、このメッセージを受け取った人は
「1月31日は金曜日なんだけどな」
「31日(金)なの?」「2月1日(土)なの?」
と、疑問を抱くことができます。

1月31日は金曜日なのですが、
明日1月31日(金)でよろしいでしょうか?それとも、明後日2月1日(土)がよろしいでしょうか?

という確認ができるようになります。
このように相対日付、絶対日付、曜日、を並べて使用することで、
自分と相手との日付の認識の違いが起こりにくくできるのです。

まとめ

相対日付と絶対日付を併記するメリット

  • 誤解の防止: 相手に正確な情報を伝え、認識のずれを防げます。

  • 検索性を向上: 過去や未来の予定を検索するときに具体的な日付を使用して探し出せる。

このようなメリットがあるので、
ぜひ、今日(2025年1月30日(木))から実践してみてくださいね!

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