流れる雲よ
日曜日の朝。キッチンの窓からは空がよく見える。お気に入りの場所だ。雲がビュンビュンと流れていた。最近空の様子がくるくる変わる。先日は空一面が燃えるようなピンク色に染まりアホのように見惚れたものだ。刻々と変化を遂げる自然界。
流れる雲。自然界も人間も、この世に存在するものすべて、変わらないものはない。
今日がどんな日であろうと、どんなにしんどい日や泣きたくなるような日であったとしても、今日という1日は、あなたの唯一無二の人生の美しい物語りに、欠かすことのできない1ページなのだ。この世界に1枚しかない、美しい絵のパズルの1ピースなのだ。
私も人生半世紀生きてきて、次のフェーズに移行し自分を俯瞰の視点でふりかえる今日この頃だ。なんの因果かこの遠い外国の地で生きる人生となり、ここで色々と学びがあったなぁと。
集団に馴染めず、自分一人になって考えたいことがたくさんあって、自分という人間を知りたくて、孤独の城に引きこもってしまっていた期間もまあまあ長い。そう考えるとなんだか寂しくなった朝だった。人恋しいのだな。
しかし、流れる雲が教えてくれた。自然界も人間も、この世に存在するものすべて、変わらないものはない。今日という日は今日完了させること。明日はまた新しい1日が始まる。極端にいうと今日の午後の私は、もう今の私ではない。
一瞬一瞬を完了させて、新しい自分になる。90%の人はこの世を卒業する際、人生をふりかえったときに、「もっと冒険しておけばよかった」と思うのだそう。人生において、私たちは常に変化し続けている。一瞬一瞬を大切にし、新しい自分になることが大切だ。
ありがとうございます。とっても励みになります!いただいたサポートは更なる学びに使わせていただき還元とさせていただきます⭐️🌿