さわきゆり|ライター

人見知りをまったくしないフリーライター。誰かの「必要」に応える記事を紡ぎます|インタビュー・コラム・ブログ・スポット紹介|趣味はバイク旅とサッカー観戦|写真撮影可能|お問い合わせ先:https://1link.jp/sawakiyuri

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ライター・さわきゆりについて(サンプル記事)

フリーライター「さわきゆり」のnoteへようこそ! 私がライターとして活動を始めたのは、2022年9月のことです。当時は郵便局員との二足のわらじを履いて活動していました。 しかし、やはり副業では中途半端にしかなりません。 ライティングに本腰を入れたいと、2023年春に郵便局を退職し、現在は専業ライターとして活動しています。 受注できるお仕事現在、お受けしているお仕事は下記のとおりです。 (Web/紙媒体どちらも可能です) ・インタビュー、取材記事(南東北・首都圏・北関東

    • 赤い車を降りたフリーライター

      取材の際、雑談のなかで「フリーライターになる前は、どんな仕事をしていたんですか?」と質問をいただくことがある。そこで前職を答えると、大抵は驚かれるか、訊き直されるかのどちらかだ。 「郵便局の赤い車に乗って、手紙とゆうパックを集めてました」 実際のところ、驚かれるのも当然だろう。郵便局の契約社員から、フリーランスのライターへという、磁石の両極さながらの転身だったのだから。 私はいま、かつての自分が全く「想像していなかった未来」を生きている。 仕事は好きだったけれど私が郵

      • 本日、無事に開業1周年を迎えました! いま、なんとかライターとして仕事をできるのは お世話になっている皆様のおかげです。 本当にありがとうございます! これからも、どうかどうか おつきあいの程、よろしくお願いいたします! さわきライティングスタジオ さわきゆり

        • 【コラム】賃貸住宅のフリーランスに朗報!バーチャルオフィスやシェアオフィスで開業届が出せる

          開業届を出す際、賃貸住宅で暮らす方の多くが、住所の問題に直面する。 居住用に賃貸契約を結んだ物件のほとんどは、事業用として使うことができないからだ。 そんなときに便利なのが、バーチャルオフィスやシェアオフィス。現住所が賃貸住宅でも、これらを使うことで開業届の提出が可能になる。 本記事では、バーチャルオフィスとシェアオフィスの違いや、開業届に使う際の注意点などを紐解いていく。 賃貸住宅では本当に開業届を出せないのか?賃貸物件は生活のための「居住用物件」、事業を行う「事業用物

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        • 【コラム】賃貸住宅のフリーランスに朗報!バーチャルオフィスやシェアオフィスで開業届が出せる

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        • エッセイと小説
          8本
        • ポートフォリオ・さわきゆり
          6本

        記事

          【エッセイ】daddy

          先程、ライターとしてあるまじき失敗をやらかしてしまい、私は底なし沼より深く落ち込んでいる。 あぁもう私のバカ、ほんっとバカ。 もし父が生きていたなら、こんな私を見て、はたして何と言っただろう。 父の郷里へごく最近のことだが、私は父が生まれ育った街へ行ってきた。 父の実家は何年も前に取り壊されたため、いまは通り過ぎることしかなくなった街だ。 今回そこへ行ったのも、決して感傷的な理由ではなく、単に用事があったからだった。 実際のところ、その街で父を思い出すこともなく、滞在時間

          【エッセイ】水害は悲劇だと改めて知った日

          9/8の夕方から夜にかけて、私が暮らす福島県いわき市を大雨が襲った。 台風の直撃によるものではなかったが、東北地方では初めての線状降水帯が発生し、とんでもない豪雨が街に降り注いだのだ。 小さな川が氾濫を起こしたため、地区は限定されたものの、1,000戸を超える住宅に床上・床下浸水の被害が発生してしまった。 目の当たりにした水害今日から市のボランティアセンターが動き出すと聞き、私も初日の活動に参加してきた。 水害ボランティアでは、参加者が3人ずつチーム分けをされて、被害を受け

          【エッセイ】水害は悲劇だと改めて知った日

          【小説】最も肝心な記憶

          「じゃあ、この契約書に、フルネームでサインしてくれるかね」 婆さんは俺にそう言うと、黄ばんだA4の紙を差し出した。 〈______は、この店の主・ゆり婆に、最も肝心な記憶を百万円で売却する〉 たった1行、横書きでそう書かれただけの、あまりにもあっけない契約書だ。 でも、この下線部にサインさえすれば、俺はすぐに百万円を手に入れられる。 先日、ギャンブルに熱くなった俺はつい、ヤバい奴から金を借りちまった。 今夜中に百万円、耳を揃えて返さなければ、東京湾の底に沈められてしまうの

          【小説】最も肝心な記憶

          【コラム】サッカーの香車(きょうしゃ)―可能性を引き連れたレフティ―

          サッカーにおいて、自陣の最終ラインに4人のディフェンダーを配するとき、両端の2人はサイドバックと呼ばれる。 サイドバックは守備だけではなく、攻撃の起点としてピッチを駆けあがり、敵陣に切り込む役割を担うことが多い。 まっすぐに突き進み、目の前に現れた敵は喰らう。将棋の駒に置き換えるなら、前へ前へと突き進む、両端の「香車」である。 福島県の浜を本拠地として戦う、J2・いわきFCには、ど迫力の香車がいる。 No.16、河村匠。サイドバックを任される左利きだ。 本記事では、その香

          【コラム】サッカーの香車(きょうしゃ)―可能性を引き連れたレフティ―

          【インタビュー】現役Jリーガーが経営者になった!一流選手の「言い訳をせず伝えたい思い」とは

          サッカーJ3・福島ユナイテッドFCの選手として、現役でピッチに立ち続けている山本海人さんには、経営者というもうひとつの肩書があります。 2022年10月、山本さんは現役選手のまま「株式会社KAITO STYLE」(カイトスタイル)を設立しました。 プロのアスリートと会社経営、このふたつを両立するのは、生半可なことではありません。 今回のインタビューでは、山本さんが「KAITO STYLE」に込めた、強い決意についてお話を伺いました。 山本海人さんプロフィール山本 海人(やま

          【インタビュー】現役Jリーガーが経営者になった!一流選手の「言い訳をせず伝えたい思い」とは

          【インタビュー】取材ライティングコースがライターの意識を変えた!手を挙げてぶつかろうと思い至った経緯とは

          人と人とが向かい合う取材ライティングには、SEOやコラムのスキルとはまた違う、独特のノウハウが必要です。 例えば、取材の申し込み方や謝礼の相場、質問の作り方やインタビューのまとめ方など。 その方法を教えてくれるのが、クラウドワークス「みんなのカレッジ」取材ライティングコースです。 今回は、取材ライティングコースを卒業間近のライター・TOMOさんに、受講を通して感じたことや、変わったことについてのお話を伺いました。 TOMOさんプロフィール会社員として、20年以上経理実務を

          【インタビュー】取材ライティングコースがライターの意識を変えた!手を挙げてぶつかろうと思い至った経緯とは

          【コラム】ナビを切って走り出そう!自由なバイク一人旅のススメ

          バイクで一人旅をするとき、最初から最後までルートを案内してくれるナビは、とても頼もしい存在です。ナビの音声を頼りに進み、案内通りに交差点を曲がれば、決して迷子になることはありません。 しかし、バイクで走ることの魅力は、何と言っても圧倒的な自由感。 その土地ごとの匂いを感じ、カラダで風を駆りながら走ることは、バイク乗りだけが知る旅の醍醐味です。 時にはナビの案内から離れて、自分自身で決めたルートを、もっと自由に走ってみませんか? 1.用意しておきたいもの自由に走るとはいえ、土

          【コラム】ナビを切って走り出そう!自由なバイク一人旅のススメ

          【エッセイ】なんかクサい

          私は時々、ペットの兎に鼻をくっつけてみるのだが、見事に何の匂いもしない。 野生において、兎がとても弱い立場にあることを考えると、匂いを消したのは進化の一環なのだろう。 やはりイキモノというのは、本当によくできている。 しかし私はクサかったその日、私は妹の犬を散歩させた後、友人の家へ行くことになっていた。 やけにじっとりと蒸し暑い、日曜の午後のことだ。 犬の散歩コースである堤防は、普段は風が心地良いのだが、この日はやはり湿っぽかった。 そんな中でも、犬のテンションは無責任に

          【エッセイ】なんかクサい

          【エッセイ】KAWAMURA

          長年、Jリーグを見続けていると、選手の鮮烈なデビューを目の当たりにすることがある。 初めてプロのピッチに立った選手が、少しも怯むことのない、堂々たるプレイを披露する姿。 度肝を抜かれた観客たちは、閃光のようなその選手に、たちまち心をつかまれてしまうのだ。 滅多にお目にかかることのない、奇跡のような幸運である。 ビューティフルデビュー先日、私は素晴らしいデビューに居合わせることができた。 2023年4月16日、福島県のいわきグリーンフィールド。 J2・いわきFCのサイドバック

          【エッセイ】KAWAMURA

          【エッセイ】エブリィとヒップしっぷ

          郵便局の仕事を離れてから、まだ1か月も経っていないのだが、すでに身をよじるほど懐かしいものがある。 業務になど何の未練もないが、あの子には未練たらたらだ。 できることならもう一度、ともに街を走りたい。 そう。 あの子とは、日本の路上でよく見かける、郵便局の赤い車である。 おケツ以外には優しいあの子私が業務で乗っていた車は、SUZUKIのエブリィという。 様々な業種で使われている、日本を代表する「はたらく軽自動車」。 目の位置が高く、視界が広いので本当に乗りやすい。 ああ

          【エッセイ】エブリィとヒップしっぷ

          【エッセイ】おさるチェア

          庭に生えていたユスラウメの木に異変が起きたのは、3月初旬のことだ。 いや、違う。 異変が起きていることに気付いたのは、だ。 ヤツは私の目が届かないところで、その悪事をひそやかに進めていたのだから。 私の味方だったのに突然だが、私はガーデニングが大っ嫌いだ。 大嫌いではなく、大っ嫌いと言うくらい大っ嫌いだ。 雑草は抜いても抜いてもカムバック、虫は葉っぱの隙間からハロー、そのくせ花はすぐにグッバイ。 おまけに、庭をコンクリートで埋めるお金はナッシングときている。 それでも、ユ

          【エッセイ】おさるチェア

          父と娘と、物を書く仕事

          私の父は、もうこの世にいない。 そして、私が父について語ることもあまりない。 単純な理由だが、仲が良くなかったからだ。 他人を認めない父と、気が強い私は、どうしても上手く折り合うことができなかった。 生前、父は新聞記者だった。 そして、私は2022年9月から、複業でフリーライターの仕事をしている。 仲が良くなかった父と同じ「物を書く仕事」に就いたというわけだ。 そのことに気付いたとき、ふと、父について書いてみたくなった。 1.父、その情けない姿と格好良い姿父は会社勤めの記

          父と娘と、物を書く仕事