夏休みの宿題をギリギリまでやらない人たち 〜プチ悟りへの道〜
みんなは夏休みの宿題は先に終わらせるタイプ?
それとも僕のように最終日に悪あがきするタイプ?
僕はもちろんギリギリまでやらない小学生だった
これって性格なのかな
大人になっても変わらず同じことやっている。
夏休みの宿題から開放されても僕たち個人事業主には確定申告なるものがある。
これもとっととやればいいものを
提出はいつもギリギリだ(^_^;)
しかし、提出最終日には数々のドラマを見ることができる。
最終日の夕方ともなると
ここはディズニーランドか!?
と思うような長蛇の列が続いている。
みんなギリギリガールズ&ボーイズたちである(笑)
なかなか進まずに苛立つ列の中にはかなりの強者も混じっている。
ある年おばあちゃんが
『はあ、やっと着いたけど混んでるわね』
と言って現れた。
おばあちゃんの手には
何も記載されていない申告書と全く手付かずの領収書が握られていた。
どうやらこのおばあちゃんは自力で確定申告をする気はさらさらないようである。
おばあちゃんの後ろに並んでいたおじさんがたまらずおばあちゃんに声を掛けた。
『おばあちゃん、ここは提出する人の列だから相談なら2階ですよ』
しかしおばあちゃんは
『せっかく並んだんだからもったいないでしょ!』
と言って動こうとしない(-_-;)
おじさんは粘り強くおばあちゃんの説得にかかった。
『でもね、ここに並んでも2階に行くように言われちゃうよ』
周りの人も同時にうなずいている
しかしおばあちゃんはこう切り返してきた
『あたしゃ足が痛くて2階には行けないんだよ( ノД`)…』
このおばあちゃんには税務署と病院の区別はないようだ(^^;
おじさんはついに最終手段に出た。
職員を呼び止め
『すみませ―ん、この方これから書類を書くそうなので、2階へお連れしてください!』
おばあちゃんはその職員によって強制退場させられてしまった。
列に並んだ人たちは皆ホッとした表情で
おじさんの機転を効かせた行動に心の中で拍手した👏
ここに並ぶ僕たちギリギリピープルは
きっと夏休みの宿題をギリギリまでやらなかったタイプの人に違いない。
このタイプの人は自分を追い込むことで力を発揮する。
僕も事業を始める時に1000万円以上の借金をして自分を追い込んだ。
今から思えば正気の沙汰ではない。
でも人間は追い詰められるともの凄い力を発揮することも分かった。
若いうちは良いが、僕もそろそろ計画性をもって穏やかな老後を迎えたいものである⬅無理!
最後までお読みくださりありがとうございます
今日も一日みなさんに良いことがたくさん起こりますように・・・