「ウクライナ復興住宅支援プロジェクト第二回」を2022年11月1日(火)から開始。住宅提供など継続的支援を予定

海外不動産クラウドファンディング「TECROWD(テクラウド)」を運営するTECRA(本社:神奈川県横浜市西区、代表取締役社長:今井豊和、以下「TECRA」)は、2022年11月1日より、「ウクライナ復興住宅支援プロジェクト」を開始しております。
プロジェクトURL:
https://tecrowd.jp/lp/release/donation/2


【ウクライナ復興住宅支援プロジェクト】
目標金額:6,000,000円
寄付受付期間:2022年11月1日~達成次第終了
(本プロジェクトは目標金額の達成の有無にかかわらず、全額を寄付いたします(All in方式))
寄付可能期間:1円~

・はじめに
ご存じのとおり、残念ながら、ウクライナ危機はいまだ収束の見通しが立っていない状況であると言わざるをえません。10月10日には首都キーウなど複数の都市に対しロシア軍がミサイル攻撃を行う等、ロシアの侵攻による被害は拡大を続けており、国内各地で民間人を含む多くの死傷者や国内避難民が発生しています。これからの冬の到来に備え、住宅・暖かい衣類・食料等の支援の必要性が高まっている状態です。10月の現地の最低気温は4°前後、11月からは氷点下になる日も多いなど、本格的な冬がすぐそこまで近づいており、支援も急ぎ行う必要があります。

TECROWDを運営するTECRA株式会社は、モンゴルやカザフスタンといった中央アジア諸国で事業を行っておりますが、過去にはウクライナの首都キーウ市中心部近くに所在する高級アパートメント『Alʹpiysʹkyy 10』内装施工を手がけ、2021年に竣工を迎えまし。 当時のお取引先の役員やスタッフの中には、今回の事態を受け、キーウに残り、現在ボランティア活動に従事している方もおられます。 当社は、現在はウクライナ国内の案件には携わっておりませんが、このような背景もあり、ウクライナ復興に貢献していきたいと考えておりました。

2022年4月には、第一回目の寄付プロジェクトとして緊急支援ならびに仮設住宅建築支援プロジェクトを行い、在日ウクライナ大使館へ寄付金の贈呈およびウクライナ現地で仮設住宅を建設・寄付いたしました。これらに対し、ウクライナ大使や入居者から感謝の声をいただいております。

同プロジェクトを行う中で、現在のウクライナでは復興住宅のニーズは極めて高いものの、住宅建築に関する人的・物的リソースが圧倒的に足りないという現実を目の当たりにしました。また、現地チェルニフツィ州の州評議会(日本の県議会に相当)からも復興住宅建築の強い要望が寄せられたこともあり、今回、二回目の寄付型のクラウドファンディングをリリースすることとなりました。

第一回目の寄付プロジェクトの概要
第一回目のプロジェクトでは、403名という多くの皆様から合計11,152,000円の寄付をいただき、その全額を人道危機支援金としてウクライナ大使館へ寄付させていただきました。また、お寄せいただいた寄付金の66%相当額を当社グループから別途拠出し、ウクライナチェルニフツィ州にて2棟の復興住宅を建築し、寄付させていただきました。



第一回プロジェクトURLはこちら:https://tecrowd.jp/lp/release/donation


第一回目の寄付プロジェクト 入居者の方のお声
・ユジヴァク夫妻
「私たちはミコラーイウ地方のペルヴォマイスケ村出身のユジヴァクの家族です。ロシアによる砲撃の結果、私たちの家は完全に破壊されました。私たちは、安全で良好な状態で生活する機会を与えてくれた日本の友人と慈善基金に感謝します。あなた方の助けは信じられないほど重要です。」

ユジヴァク夫妻

・ガリーナ親子
「私たちはザポリージャ地方のオリヒウ市からの移民です。2月24日まで、私たちは普通の生活を送っていました。しかし、私たちの生活は一変しました。街が絶え間なく砲撃を受け、すべての通信や幼稚園が破壊されました。娘が1年生として通うはずだった学校も破壊され、私は家を出なければなりませんでした。さらに5月2日、別の悲劇が起こりました。子どもの父親はハリコフ地方で兵役中に死亡しました。私たちはチェルニフツィで多くの親切な人に出会いました。仮設住宅に住む機会や絵のプレゼントをありがとう!私たちは信じられないほど幸せです!どうもありがとうございます!」

ガリーナ親子

また、現地メディアにも以下の通り取り上げていただいております。(一部抜粋)

・復興住宅建設直後のニュース記事
https://www.ukrinform.ua/rubric-regions/3546154-na-bukovini-pocali-buduvati-modulne-mistecko-dla-pereselenciv.html
・復興住宅入居開始後、視察日当日現場でのニュース記事
https://podrobnosti.ua/2457505-v-odnj-z-gromad-bukovini-zvodjat-timchasove-modulne-zhitlo-dlja-vimushenih-pereselentsv.html?fbclid=IwAR1A2brKZtsjczXQUmHbxRh84n6wPn7SQdUqChWEv7g0SxAqyqXvGZmCgwk
・チェルニフツィ州評議会での会談ニュース記事

https://bukinfo.com.ua/oblasna-vlada/u-vyzhnyckiy-gromadi-yaponci-zvodyat-modulne-mistechko-dlya-vymushenyh-pereselenciv


「ウクライナ復興住宅支援プロジェクト第二回」詳細
プロジェクトURL:
https://tecrowd.jp/lp/release/donation/2
目標金額:6,000,000円

(本プロジェクトは目標金額の達成の有無にかかわらず、全額を寄付いたします(All in方式))
寄付受付期間:2022年11月1日~達成次第終了
寄付可能金額:1円~


■建築予定の復興住宅の概要

外装写真・内装イメージ
内装イメージ

①延床面積約25㎡というコンパクトな設計でありながら、水道・通信・空調等のインフラが完備、必要な家具も一通り揃っており、入居後すぐに生活を始めることが可能。
②事前に工場でパーツを加工・完成させ、現場ではそれらを組み立てて完成させることで、着工から入居開始までを2週間前後に圧縮できるパネル構造を採用。厳冬期前に完成させることが可能。
③トレーラーに載せて移動させることが可能。紛争終了後、トレーラーで故郷に移設できる(希望があれば買取も可能)

■​寄付金の使途
寄付された資金はチェルニフツィ州にて建築する2棟の復興住宅の建築資金に充てられます。

■​チェルニフツィ州地方評議会との協力体制
第一回プロジェクトで建築した復興住宅の建設用地を提供いただいたチェルニフツィ州地方評議会と、現在のウクライナの現状、被害状況、今後必要な支援、復興施策、等々について対談を行いました(対談内容の詳細はこちら)。第二回プロジェクトにおいても、全面的にサポートするとのお言葉を頂戴しております。


写真右から5番目 アレクセイ評議会議長

最後に

TECROWDを運営するTECRA株式会社は、右のようなミッションを掲げています。このミッションには世界にある経済格差をはじめとした不均衡に対して、建設・不動産・金融などの専門的な技術を通じて新興国の方々の暮らしを向上させる”機会”を作り不均衡を無くしていきたい。またその活動を自分達だけでなく、様々な日本のステークホルダーと共に行うことで”他者貢献の幸せ”を分かち合いたいという当社の想いが込められています。
ウクライナ国内で被害にあわれたり、近隣諸国への避難を余儀なくされたりするなど、様々な困難に直面している方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早く平穏な日々が戻ることを心から願っています。



■​TECROWD運営事務局からのメッセージ

前回、2022年4月から5月に行いました、支援プロジェクトにあたりましては、多くのみなさまからご支援をいただき、改めて感謝申し上げます。前回のプロジェクトから約半年が経とうとしていますが、ロシア・ウクライナ情勢はいまだ混迷を極めており、いつ落ち着くのか先が見通せない現状に、深く心を痛めています。今回、様々なご縁から第二回目のプロジェクトを行うこととなりました。是非、多くのご支援を頂戴し、可能な限り早く復興住宅の建築に着工できたらと思っています。そして、早く情勢が落ち着いて、本格的な復興の一助となるようなプロジェクトを開始したい、と強く考えています。みなさまにご協力をお願いすると同時に、一日も早く日常を取り戻せることをお祈り申し上げます

・日本からウクライナへ児童絵画贈呈プロジェクトのコラムをリリース
2022年秋に実施しておりました「日本ウクライナ児童絵画贈呈プロジェクト」について、コラムレポートをリリースいたしましたので是非ご覧ください。
こちらのプロジェクトは、日本の子どもたちが描いた絵をウクライナの子どもたちへ届けるプロジェクトです。
実際に受け取っていただいた母親からのコメントや
チェルニフツィ州・ヴィザニツィア町の町長からのコメントなどもご紹介しております。
コラムレポートはこちら

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