選ばれなかったことに理由を求めない

服を買う時、3着の中から1着を選ばないといけない時、
自分が着ているところを想像して、すでに持っている服とのコーディネートを考えて、素材や手入れの方法を確認する。
散々考えた挙句に選んだ1着を「選んだ理由」は答えられるのに、
残りの2着を「選ばなかった理由」ははっきりしない。
1着を選んだから、結果的に選ばれない洋服が存在してしまう。

面接を受けると、ご丁寧にお見送りになった理由を知らせてくれるケースがある。そのフィードバックがしっくりこなかったり、失礼だなと感じるものだったり悪口だったり、そんなこと書類審査の段階でわかっていたことでしょうと言いたくなるような言葉が並べられているときは、そういうことなのだと思う。


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