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リベカのアドベント あとがき

みなさんは、今年のクリスマス、どんな風に過ごしたでしょう。
もしも、リベカといっしょにアドベントの季節を過ごしてくれたのでしたら、それはとても嬉しいこと。心をこめて、ありがとう、をお伝えします。

11月30日のプロローグからはじまって、クリスマスまで、リベカは少しだけ特別な体験をしました。しゃべるフクロウとの出会い、クリスマスツリーの災難、そして大親友アンニカとのけんか……。そのあと起こった不思議な出来事は、ぜひ、みなさんご自身で、物語を読んでみてください。

この物語は、2009年のクリスマスの時期に同じように毎日更新されました。案内のはがきを出した頃には、まだ完成していなくて、毎日が締切りのような感じで書き続けたことを思い出します。わたしにとっても、アンニカの発言は驚きでしたし、不思議な出来事にはびっくりしながら綴っていったものです。
読み返すと、もう少し手直ししたい部分も見つかりましたが、おおむね、最初の原稿にしたがっています。

リベカのアドベントは、公開終了後にiPhoneのアプリとしても配信されました。その時に英語版の翻訳もつきました。翻訳者・翻訳編集者はREIT関連の翻訳や日経の経済ニュースの翻訳なども手がけている会社の方です。ですので、英訳は、とても素晴らしいものとなっています。クリスチャンでもあるので、クリスマスの描写も本格的です。
わたし自身は英語の読み書きはできませんので、すっかりお委ねしましたが、読みはじめるとそのリズムのよさが伝わってきます。翻訳のほうが、もしかしたら楽しい読み物になっているかもしれませんよ。

また、リベカのアドベントは手製本も存在しています。今はストックがない状態ですが、いつか、未草書房のマーケットを開催する時には、持っていきたいと考えています。ポケットサイズで、なかなかかわいらしいんですよ。

リベカの物語には続きがあって、こちらは2013年のクリスマスの時期に個展を行なった時に作られました。リベカとステンドグラスという物語です。こちらもいつかの機会に発表できたら、と願っています。

つい、おしゃべりになって、長々と書き綴ってしまいました。
このへんでおしまいにします。リベカのアドベントは、このまま公開していますので、何かの折りにまた読んでいただけたらさいわいです。近々、電子書籍版のご案内もしますね。

では、今は、ここまで。
読んでくださった方、おひとりおひとりのうえに、イエス様の祝福が豊かにありますように。
お祈りをして、このあとがきをおわりにします。ありがとうございました。

石川 葉


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