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6月が旬な町、山梨県南部町


まとめ

6月はアジサイの咲くうつぶな公園
富士宮まで行かなくても食べられる小林やきそば店。
一日過ごせる温泉施設、なんぶの湯

山梨県南部町

 人口約7000人の小さな町。
 甲府駅から身延線普通電車で990円約1時間50分、特急を利用すると+1200円で40分間短縮。
 静岡県富士駅から680円1時間、特急利用で+660円で20分短縮。
 南部町の玄関口、内船駅。隣町の身延駅からは富士方向へ2駅、13分540円。
身延町編はこちら

うつぶな公園

 内船駅から北へ徒歩25分。月の花といえば、あじさい。山梨県のアジサイの名所の一つが、小高い山の上にあるうつぶな公園。
以前、大月市の猿橋について記事にまとめましたので、まだ読んでない方はこちらを読んでください。

アジサイについての記事はほかにも書いてありますのでこちらをご覧ください。

 公園内には、約90種、3万株ものアジサイが植えられており、6月になると山が染まるほど咲き誇ります。頂上から富士川と集落の風景が眺められます。赤、白、紫、青の色とりどりの花が見られます。

小林焼きそば店

 うつぶな公園駐車場から降りると見える小さなお店、うつぶな公園から徒歩15分、内船駅から徒歩15分のところにある小林やきそば店。ここの焼きそばの特徴は、南部町の隣が富士宮市のため、富士宮やきそばに似ています。メニューも、焼きそば、肉焼きそば、イカ焼きそば、お好み焼きの4点のみ。さらに、焼きそばは1人前、400円とリーズナブル。店内のメニューを見て注文。早くできておいしい。テーブルにある魚粉、青のり、紅生姜をお好みでかけて食べます。具は豚肉とキャベツでシンプル。麺も富士宮のマルモ製を使用しているため、富士宮焼きそばと同じ。蒸し麺のようなコシがあります。量が少ないため、肉、イカ焼きそばのダブルにするのがオススメ。ソースは購入可能。1本500円で販売中。人気のため、早く締まることもあります。

営業時間 10:00~14:00(売切次第終了)
定休日  月曜日
アクセス JR内船駅から徒歩5分

なんぶの湯

 内船駅から徒歩5分。温泉は富士川の東岸沿いのフォッサマグナ上から湧くpH=10.3という日本有数の高濃度アルカリ温泉。そのため、入浴していると肌がツルツルしていきます。寝湯、打たせ湯、露天風呂、ジャグジー、地元南部町のヒノキを使ったサウナを完備。
 特に休憩室が充実していてオススメ。芝生の上にいるような感覚で、マンガだけではなく、小説や実用書も置いてあり、読み放題。ハンモックもあり、潜れる椅子もあり、一日中くつろげるほど快適な空間。特に空いているときは一日いても飽きません。テントも借りられます。まるでキャンプ場のような施設です。
 おんせんカフェもあり、地元の南部茶を使った蕎麦やスイーツ、山梨のブランド、富士桜ポーク、信玄鶏を使った定食、海鮮丼などバラエティ豊富。今回、注文したのは、とろとろ丼と南部茶プリン。とろとろ丼は、ビンチョウマグロ、赤身、漬け、中トロの入ったバラエティ豊富な海鮮丼。中トロやビンチョウは脂が乗っており、ワサビ醤油→ゴマダレ→濃厚海鮮だしで味を変えて食べます。最後の濃厚だしのお茶漬けも絶品。
 南部茶プリンはお茶の風味が感じられます。



 南部町は、南部茶の産地でもあります。温暖で多雨な気候がお茶づくりに最適。室町時代にはお茶の栽培がされていた歴史のあるお茶。静岡茶との違いは、静岡茶より蒸し時間が短いこと。これにより、香りがよく濃いお茶になります。
 ちなみに、南部茶プリンは、国道52号線沿いにある道の駅なんぶで購入可能。道の駅なんぶでは、地元で採れた農産物や南部茶を使用したスイーツなどを販売中。
 地域活性化のために作られた駅近の温泉で電車がくるまでの時間つぶしにピッタリです。お土産も購入でき、入館料も安く感じるほどコスパの良い施設です。
 唯一の注意点は、タオルも借りることはできますが、400円と高いこと。タオルは用意しましょう。

営業時間 10:00~21:00
休館日  不定休
入館料  大人(中学生以上)平日830円、土日祝880円(町外)
     小学生以下   平日420円、土日祝440円(町外)
アクセス JR内船駅から徒歩5分



車がなくても一日中楽しめる内船駅。特に6月がオススメです。

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