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一人の地元の建築家が生み出した釧路の観光地とは?
まとめ
釧路市湿原展望台→ヤチボウズがモチーフ
釧路市立博物館→タンチョウをイメージ
釧路フィッシャーマンズワーフMOO・EGG→「さかな・海・ふれあい」がコンセプト
釧路市では、地元出身の建築家が設計した観光施設に行きました。今回は、3つ紹介します。釧路観光の役に立てば嬉しいです。
毛綱毅曠《モヅナキコウ》
毛綱毅曠さんは、釧路市出身の建築家です。日本建築学会賞などを受賞し、国内外から高く評価されています。
「博物館は小さな都市であって都市は博物館である。」
という思想が毛綱毅曠さんにありました。東洋の風水も取り入れ、毛綱さんの思想と釧路市の地理歴史が合わさることにより、独自の世界観の広がった建物が登場します。今回の釧路旅行で訪れた3つの建物だけではなく、釧路市立幣舞中学校、釧路センチュリーキャッスルホテルの設計にも携わっています。
釧路市湿原展望台
1984年開業しました。建物は、湿原に群生するヤチボウズをモチーフにしています。ヤチボウズとは、湿原に現れる小さな住宅のことです。スゲ類が、根を張り巡らせることによって、かやぶき屋根の家を造ります。
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展望台から、釧路湿原を360度見ることができます。展望台は森林に囲まれています。南に広がる釧路市街地、太平洋も眺めることができます。
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釧路湿原の生態系、成り立ちについて解説されている博物館もあります。釧路川に棲むイトウ、ニジマスも飼育されていました。
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釧路市立博物館
釧路市南東部の春採湖のほとりにあります。1984年開業しました。釧路市のシンボル、タンチョウの羽を広げて大空を飛ぶイメージを再現してデザインされました。鳥が卵を抱えているようにも見えます。
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館内に入ると、らせん階段が象徴のようにあります。らせん階段によって、過去と未来、自然と歴史を結んでいます。4階建てで、1階は釧路地域の自然、2階は歴史、4階はタンチョウとアイヌ民族について詳しく解説されていました。
釧路市が、道東地方の中心として、繁栄した理由がわかりました。道がさらに巡らせていたこともわかりました。タンチョウ、ヒグマなど、剥製、標本も揃っており、道東地方に住む動物の剥製も目玉です。巨大な昆虫の模型も目を見張るものがあります。
釧路フィッシャーマンズワーフMOO・EGG
1989年開業しました。釧路駅から徒歩10分ほどで行くことができます。釧路市のシンボル、幣舞橋のたもとにあります。幣舞橋は、釧路市の原点にあたります。
「さかな・海・ふれあい」をコンセプトに、建てられました。三角屋根は釧路の住宅地を現しています。
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MOOでは、釧路市を中心とした道東地方のお土産を買うことができます。食堂もあり、海の幸を中心に味わえます。オススメは、さんまんまです。特にできたての、さんまんまは、MOOでしか味わうことができません。
今回は、釧路市の観光地を訪れました。湿原を眺め、釧路市について深く知ることができ、お土産も買うことができました。釧路観光で、訪れるのにオススメな施設です。
参考文献
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