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個人事業主・副業はLLCを設立せよ。 『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』


無限責任と有限責任LLC

ビジネスの最小単位「個人事業主」けど、人を雇ってはいけないわけではない。「所有」するのが1人なだけだ。正直利点はない。ローン組むの難しいし、個人とビジネスのお金を分けていないから。

2人かそれ以上の共同でビジネスを経営するときは、「ゼネラルバートナーシップ」という形式を取る。例えば、法律事務所、会計事務所、投資銀行。設立が簡単。合意書に意思決定の方法、利益の分配方法とか書く。この時も個人とビジネスに財務上区別ない。ビジネスの借金はこの人達の借金。これは良くない。

以上の、個人事業者やゼネラルバートナーシップの区別しない形式を「無限責任」という。これでは個人の責任大きいってことで生まれたのが「有限責任」。ビジネス破綻しても個人の資産は守られる。例えば、会社。

「法人」となり、人のように契約結んだりする。この行動は、株主や経営者に直接的な影響はない。オーナーの株主(複数)が有限責任を負う。

LLC

有限責任会社をLLCという。厳密には会社でないが、会社みたい。会社とLLCの違いは、税金。とりま、個人事業主として働くならLLCを設立するのがいいってこと。

会計知識

バランスシート

資産、負債、純資産を記録した表。その瞬間のビジネスの状態を切り取ったスナップショットと捉えろ。資金増えるのが「借方」減るのが「貸方」。

損益計算書

ある期間でどのくらい稼いだかとか。収入と経費が記載され、一ヶ月ごとに書く。株式公開会社なら3ヶ月(四半期)に一回公表する義務がある。一年に一回「財務諸表」を作成する。

事業計画に必要なもの

エレベータースピーチ

30秒でビジネス伝える。事業に一番大切なのが「ビジネスプラン=事業計画書」。20ページくらいのパワポ。将来の顧客、従業員にこれを見せて理解してもらう。

- 製品とサービス...独自性、市場のどこを埋める、なぜ必要、成功理由
- マーケティング...ターゲット層、動機、ニーズ、価格、特徴、広告方法
- 競合相手...市場勢力図、差別化、長所短所、既存企業の反応予想
- どう届ける?...自社or外部委託、誰がどう提供?、人材確保必要?
- サプライヤー...内部調達or外部ベンダー、サプライチェーンパートナー
- 物流...道筋、営業?ネット?
- 資金調達...今の個人資金いくら、エンジェル、VC、いくらいつ必要?
- 認可や国の規則
- 財務計画...5ヵ年の財務計画、損益計算書、バランスシートetc...
- まとめ...エグゼクティブサマリー(1p) ミッションステートメント(一言)

フランチャイズとは?

マックとかセブン。よく店長募集している会社。本部「フランチャイザー」加盟店「フランチャイジー」。加盟店が本部にロイヤリティを支払い、商標やサービス得られる。ビジネス持ちたいけど、経験がない人にオススメ。デメリットは、店の方針とか仕組みがマニュアル化されること。

副業始める前に「LLC設立」

有限責任になるので何か問題起きても個人の資産を守れる。

不動産

1. 入手しやすい 2. 理解しやすい 3. 資金調達方法が多い。で人気。また、最初の物件選び以降は手間がかからないことが人気理由。

1. 住居用不動産...戸建て、集合住宅
2. 専業用不動産...オフィスビル、ホテル
3. 産業用不動産...工場、倉庫、物流センター

1. デベロッパー...土地開発-資金調達-建設まで全部。作って売却。
2. オーナー...投資家が多い。運営で限られた役割。
3. 管理者...維持管理、運営。

スタートアップの資金調達

開業資金は基本、自己資金が多い。自分や家族、友達の金。エンジェル投資家は、スタートアップに投資する裕福な個人だ。最近はクラファン。

エンジェル→開業初期
VC→会社の発展に投資、平均4歳、金や人材やコンサルも。育てる。

IPO(新規株式公開)

会社が初めて株式市場を使って資金を集めること。

貯金のコツ

切り離し。20%目安。会社で天引き貯蓄プランあるなら利用しよう。なかったら、銀行のプラン活用。生活と貯蓄の口座は離せ。

お金の可視化が第一歩

家賃が一番の節約...若いうちは我慢しよう。
小さな出費...スタバ→会社、ジム→スポセン、自炊

家電や製品の保証はいらない。

使ったことないだろ。ジムとか解約方法は確認しとくこと。

第8章が重いからキープ

72の法則

72/金利=元本が2倍になる年数。金利4%なら、18年。

株の種類

株とは、会社の所有。クラスがある。普通株、優先株。市場で取引しない会社を非公開会社という。

会社の株が市場に「上場」する。

そうすると、投資家が購入できる。

投資信託の手数料

ネット証券を使えば、売買手数料がかからない。ただ、プロの運用に手数料がかかる。信託報酬という。それが目論見書に書いてある。

アクティブファンドとインデックスファンド

投資信託は2種類。インデックスとは、株価指数のこと。いろんな銘柄を集めて全体の値動きを表した数字。アクティブはプロ独自。インデックスの値動きを反映するよう作られた投資信託のことをインデックスファンドという。例えば、S&P500。500社の株を少しずつ買うってこと。手数料低く、投資に労力がかからない。だから、インデックスをやるのが正解。

インデックスファンドに「積立投資」

毎月決まった額を購入すること。ドルコスト平均法とも言われる。これが正解。

S&P500

アメリカ500社を集めた株価指数。スタンダード&プアーズ(S&P)という代表的な投資情報会社が算出している。アメリカは5000社ある。だから10%をカバーしてる。株総額80%占めている。だから、S&P500が全体の動きといっても過言ではない。

ダウ平均も有名。アメリカ30社。P&G, ディズニー, マック, IBM, JPモルガン。

ウィルシャー5000は全ての企業。

株と債権の違い

株は会社の所有。債権は借金。会社が倒産したら、債権を持っている人は株持っている人に比べてお金を回収できる。

生命保険は入るな。

生命保険はいらない。一家の大黒柱がなくなったときのやつ。子供ができたら定期保険に加入する。

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