元ソフトウェアエンジニアがYouTuberに転身！NYCで年間2,000万を稼ぐまでの軌跡
ニューヨークという世界で最も生活費の高い都市で、フルタイムのYouTuberとして生計を立てているShervinの物語をご紹介します。ソフトウェアエンジニアとして十分な収入を得ていた彼が、なぜその安定した仕事を捨ててYouTubeでわずかな収入からスタートする道を選んだのか。両親の家に戻り、徹底的にコストを抑えながら、現在では100万人以上の登録者を抱える人気クリエイターとなった彼の成功への軌跡を詳しく見ていきましょう。
安定した仕事を捨ててYouTuberの道へ
Shervinは、多くの若者が憧れる高給取りのソフトウェアエンジニアでした。両親の期待通り、大学で学び、良い仕事に就いていました。しかし、彼の心の中には常に「これが本当に自分のやりたいことなのか」という疑問が渦巻いていました。
「残りの50年間、本当にこの仕事を続けていきたいのか」という問いに直面したとき、論理的には説明できない内なる声に従う決断をしました。それは、YouTubeクリエイターとしての道を歩むという選択でした。
Gary Veeの言葉と決断の瞬間
この決断に大きな影響を与えたのは、起業家のGary Veeの動画でした。「大学を卒業したばかりの今こそ、夢を追いかけるべき時期だ。5年後に結婚して子供ができたら、大きなリスクは取れなくなる」というメッセージに強く共感したのです。
「最悪の場合でも、ソフトウェアエンジニアの仕事に戻ればいい。今しかない」と思い、何度も日記に書き続けた末についに決断を下しました。
最小限の生活費で始めたYouTuberライフ
ソフトウェアエンジニア時代の投資や退職金のおかげで、緊急時に備えた資産は確保できていた彼でしたが、YouTubeに専念しようと決めたときの銀行残高は80万円程度でした。
当時のYouTubeからの収入は月に48万円程度。これを増やすことに集中し、同時に個人の支出を可能な限り抑えることで生活を維持しました。最も大きな支出削減策は実家に戻ることでした。家賃、食費、車の費用など、主要な支出をゼロにしました。
クリエイターとしての成長過程
最初の1年間のYouTube収入はわずか48,000円でした。1000人の登録者を獲得するまでには2-3年かかりました。しかし、この過程で重要なのは、単に動画を投稿するだけでなく、分析と改善を続けることでした。
現在は編集チームも持っていますが、良い人材を見つけるまでには多くの試行錯誤がありました。海外のフリーランサーを活用し、時給1120円から1600円程度でスタートしました。
NYCでのクリエイター生活
現在、Shervinは世界で最も生活費の高いニューヨークで暮らしています。他の2人のクリエイターとルームシェアをし、月額72万円の家賃を3人で分担しています。彼自身は25万円を負担しています。
主な支出は、家賃の他にコーヒーショップでの作業費用と健康・フィットネス関連。狭いアパートメントでの生活を快適にするため、環境を変えてコーヒーショップで作業することも重要な投資と考えているそうです。
収益の仕組みと成長戦略
現在の収入源は、アフィリエイトマーケティングが80%、YouTube広告収入が20%という構成です。スポンサーシップも検討していますが、視聴時間への影響を懸念して慎重に進めています。
最も成功した動画は「I replaced my iPhone with an Apple Watch Ultra」で、156万回以上の視聴を獲得しました。成功の要因として、タイミング、トピック、過去のデータ分析の3つを挙げています。
インサイト
Shervinの成功から学べる重要なポイントは、まず、大きな変化を起こすために適切なタイミングを見極めることです。若く、責任が比較的少ない時期はリスクを取れる絶好の機会です。
次に、コスト管理の徹底です。両親の家に戻るという選択や、ルームシェアでの生活など、必要最小限の支出に抑えることで、クリエイターとしての活動に集中できる環境を作ることが重要です。
そしてもう一つは、コミュニティです。同じ志を持つクリエイターたちとのつながりは、孤独になりがちなクリエイター生活において、重要な支えとなります。成功を目指す人々と共に歩むことで、互いに高め合い、成長することができます。
最後に、継続的な学習と適応の姿勢です。視聴者分析、コンテンツの最適化、そして他のクリエイターとのネットワーキングを通じて、常に成長を続けています。これは単なる才能や運だけでなく、意識的な努力の結果といえるでしょう。
もっと詳しく知りたいという方は、ぜひソースの動画もチェックしてみてください！
https://www.youtube.com/watch?v=DZTApvWzMuY
また、「英語だからわからないけどこの人のストーリーを知りたい」などありましたら、ぜひコメントください！