【最悪】インド旅であったトラブル6選
昨日まで実は10日間ほど北インドを旅していたのですが、その道中に巻き込まれたトラブルについて綴ります。ぜひみなさんの参考になればと思います。
①火葬を見ていたら男たちに囲まれ。。。
バラナシという街では、ガンジス川沿いにガートと呼ばれる港のようなものが何十個と連なっています。
それぞれガートが果たしている役割なども異なっているのですが、中でもマニカル二カー・ガートは現在でも火葬場としての役割を果たしており、実際に人が火葬されている様子を見ることができます。
それ自体は「地球の歩き方」や各種ガイドブックなどにも書いてあるのですが、自分が見ていると怪しげな男たちに囲まれました。
彼らの言い分を要約すると「俺らは彼らのファミリーだ。この薪を燃やすのにはお金がかかっている。見ている以上金を払え、じゃないとファミリーはお前に対してMadするぞ」と。以前それでお金を払わなくて大暴動になったこともあるんだぞ、とも脅してきます。
いつもなら塩対応なものの、果たしてこれが本当の家族である可能性もあり、判断できない。しかも男3人に囲まれ逃げることはできない。神聖な場所である以上、無碍にして逃げることもできない雰囲気。
とりあえずは「そんなにルピーを持っていない。カードしかない」との一点張り。それでも逃してもらえなかったので、その場で適当に150ルピーを渡してみました。
ただそれでも十分ではないとのこと。向こうは5,000ルピーを払えとたたみかけます。
もう埒があかないと判断し、「わかった。今日本円で1,000円札がある、これはthousandで大金だ。もうこれで俺は帰る」と言い残し、逃げようと思って背を向けて走ろうと思った時、なんと足には針金が。。
おそらく囲まれてる間に足に引っ掛けられたんでしょう。
ただここまで来たら強引に逃げてやろうと思っていたので、向こうも解いている間それ以上執拗にはなってきませんでした。ただ帰る時に後ろで「Are you happy with that!」と叫んでいるのが聞こえました。
※上記はやはり詐欺集団で、Google mapのレビューでも多く報告されてました。
②バザールは閉まってるから、俺が別のとこに案内するよと。。。
インドではUberの運転手といえど安心はできません。アプリで表示されているのとは別の人が来たり、別のナンバーの車が来たりということがあります。
それならいいものの、運転手とは別に他の男が乗ったりしているとこれまた厄介。ジャイプールとデリーでそれぞれ一回ずつ、別の男が乗り込んできました。
大抵彼らは自然を装って意図があって乗り込んできました。「バザールが閉まっているから別の土産物屋に連れて行くぞ」「この辺りでは宗教対立で治安が悪いから、この道は通れない」などをふっかけて、Uberとは違う目的地に誘導しようとしてきます。
ただこれも特にニューデリー駅ではよく報告されているというのを聞いていた有名な常套句。事前に知っていたので、あぁこれが有名なフレーズか思い、その時はUberに「Just Please Go」とでも言えば、Uberのアプリ通りに目的地に連れて行ってくれます。
おそらくUberの運転手と結託はしているんでしょうが、Uberもレートをつけられちゃうため、別の人が乗ってきてその人が吹っかけるという形をとって詐欺をしているのでしょう。いずれも運転手は高い評価を得ていました。こういうレーティングシステムがあって、かつ監視されているのでUberであればそこまで下手なこともしてきません。
なんなら何かあったらすぐ飛び降りれるオートリキシャーとかの方がいいのかも。
③Uberの運転手がお金をもらっていない!と。。。
これも4回くらいありました。自分のUberの設定ではアプリでカードを登録しているため、呼んだ瞬間にカードから引き落とされます。ただ運転手が降りる際に「クレジットではお金を受け取っていない。今現金で払え」と
その際はアプリを見せて、払っているからと強気に主張していれば向こうも折れてくれますが、うち1人は英語が通じず、Cashと連呼するだけでどうにもならないので、その場でUberの緊急サポートに電話しました。
しかし電話をかけた瞬間に「もういい、いけ」と車を下ろしてくれました。Uberであれば安心感ありますが、正直こんなのの繰り返しではUberを使うのも大変面倒くさくなります。
④1時間半の散歩の果てに。。。
デリー、バラナシ、ジャイプール、アグラなどいわゆる観光地では、客引きが異常に執拗です。
たいていは無視なんですが、友達を待っているというインド人が、控えめに色々と旅のアドバイスをしてくれ、立ち話をしている中でちょっと仲良くなりました。
なんだかんだ一緒に1時間半くらいいたでしょうか。デリーの街中を散歩したりしてたのですが、最後の別れ際になって急に態度を変え、お金をねだってきました。
その時はUberを呼び寄せ、すぐに飛び乗って逃げましたが、やっぱ街で話しかけてくれる人は基本誰も信用しちゃいけないなぁと勉強になりました。まぁビール一杯くらいだったし、色々と話聞いたので、そんなねだり方しなければ奢ったのに、、と思います。
⑤機内モニター点かない?Wi-Fi使ってみて
こちらはエアインディアでの出来事です。日本でもインド通の社員とかに言うと「エアインディア使うんですか?攻めますねぇ」とか言われたりしましたが、想像の斜め上を超えてくるサービス水準でした。
まず座ると、目の前の機内のモニターが全く映らず、CAに聞いてみると「これはもうだめね、機内Wi-Fi使って」とのこと。そこで機内Wi-Fiをみると、そちらも使えない。
しかもみんなが見るためのモニターも天井にあるのですが、そちらも画面に無数の縦の線が入っていて壊れている。
機内コンテンツが楽しめないのはまだしも、あと何時間で着くかわからない、日本の便なのにアナウンスが日本語でないなど、なかなかこれでインド~成田フライトは苦痛でしたね笑。
ただこれでもタタに買収されて多少はサービスが改善されてるとのことで、昔はCAが両手に殺虫剤を持って機内の通路を歩いたりとかしてたそうで笑。
正直フライトに関しては国内線のIndigo航空の方がよっぽど良かったです。
⑥停電、漏水、そしてでかい蜘蛛。。。
これはホテルでの出来事です。Airbnbで泊まったところもそれはそれで強烈だったので別の機会に記したいと思いますが、ビジネスホテルのようなところでもさすがインドと思わせる出来事が。
まず停電がしょっちゅう起きる。ジャイプールでは宮殿のようなホテルに泊まったんですが、部屋が地味に広くて、壁には銃や剣などが飾られているところに1人泊まっているところで停電が起きると地味に怖いです笑。
あと一度停電起きると、Wi-Fiに接続できるまで時間がかかるのもだいぶ面倒でしたね笑。
ちなみに空港に帰る日にデリーで泊まった場所では、こんな感じでかなり快適な部屋。
ただ朝6時くらい、どうやら洗面台から水漏れの音が。「あれ、昨日ちゃんと蛇口閉めたよな〜」とか思いつつ、音の発生源を辿ると洗面台下の管から思いっきり水が。床がびちょびちょです。
まぁいいやと思い、ベッドに戻ると今度はそこにでかい蜘蛛が。
気づくの寝る前じゃなくて、起きた後でよかった。。インドではこのくらいが普通なんでしょう。まぁ別に噛まれてなければいいです。
最後に
色々と海外旅行はしてきましたが、インドは中でも強烈な体験をした国でした。ただそんなこんなありながら、刺激的な国であることは間違いなく、ある意味で自分をすごく強くしてくれる国だなーと感じます。