香りを使ったコンテンツ開発〜その後〜
前回の記事では、香りを使ったコンテンツ開発についてご紹介しました。
今回は、このコンテンツをさらに進化させました。
電話機のアップグレード
以前は置き物タイプの電話機だったのでボタンが押せなかったのですが
今回はちゃんとボタンも押せるものにアップグレードさせました!
こちら1950年代のアメリカで使用されていた公衆電話機の復刻版らしく
とてもレトロで可愛いです。
ちなみに、ウェス・アンダーソン監督の映画『アステロイド・シティ』に
こちらの黒いバージョンの公衆電話がちらっと出てきます。
電話機を分解して中身を取り出し、Raspberry Pi5とボタンを連携させるためのArduino、そして前回同様Aroma Shooter®2を電話機の中に入れ込みます。
OpenAIのText-to-Speech APIの使用
前回は、VOICEVOXの合成音声を使っていましたが、処理速度の問題で
今回はOpenAIのText-to-Speechに変更しました。
(VOICEVOXは声が色々と選べて良かったのですが、、、)
OpenAIのText-to-Speech APIは、ラズパイ5の高い処理能力とOpenAIのAPIの組み合わせにより、音声生成がスムーズに行われストレスなく利用できます。
また、多言語に対応しており、英語はもちろんのことフランス語やドイツ語、中国語、韓国語などで話しかけても入力された言語できちんと返してくれます。
さいごに
きちんとボタンも押せて、かつ可愛い筐体一つで完結させられたのがとても良かったです。今後も引き続き少しずつアップグレードを繰り返して行こうと思います!
弊社では引き続きAIを活用した研究やコンテンツ制作をしていく予定です。
コンテンツ導入やコラボなどご興味あればお問い合わせください!!