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SNS群雄割拠

2023年9月に、必要に迫られて【X】と名を変えたTwitter(だったもの)に一年半振りにアカウントを作った。然し彼は昔の彼ならず、今のXは近頃新たに勃興したSNSに利用者数で大きく水を開けられているばかりか、Twitter時代の実装機能が片端から排除されたり改悪されたり…で最早見る影もない。斯く言うワタクシはいつシャドウバンを喰らうか判らないので、以前より大幅にXに入り浸る機会が減った。

Twitter…X一強の時代は最早昔日の記憶らしい。今やSNSの世界は群雄割拠…乱世と言っても過言じゃない。そしてSNSの選択肢が増えた事により、Xから他のSNSへの流入は日を追う毎に増えている。現にワタクシも此処noteを始め、複数のSNSにアカウントを作った。以下にその数々を列挙し、メリットとデメリットを添えたい。

●Instagram
メリット→海外からの閲覧者が多く情報量が豊か。殊に古生物関連の情報の新鮮さは他のSNSの追随を許さない。投稿時にBGMを設定出来たり、簡単なステップでリール動画が作成出来るので、投稿と言う作業自体がクリエイティブで楽しい
デメリット→他のSNSよりもモデレーションが緩く、時々煽情的なセミヌードやショッキングなハンティングの様子と言った内容を含む投稿がオススメに表示されたりする。また、投稿時には画像の添付が必須
※良く【パリピが用いるキラキラSNS】と揶揄されるが、ワタクシの利用範囲を鑑みるにそれ程でもない。所謂【インスタ蝿】と呼ばれる人種も最近は減少傾向にある

●Bluesky
メリット→一度の投稿に300文字迄入力出来る。画像投稿のモデレーションレベルを自身で細かく設定出来る。【フィード】と呼ばれる機能で、特定のコミュニティ等の話題にフォーカスしたタイムラインにカスタマイズ出来る。また、所謂【インプレゾンビ】からのリプライを【全体的に非表示にする】機能があり、投稿したユーザー以外の視線から完全にシャットアウトが可能
デメリット→モデレーションがアメリカ基準なので、日本のアニメ調のイラスト(特にロリやショタ)に対し忌避感を持つユーザーが多い。また、運営が汎ゆる差別を廃する旨を掲げており、それに抵触する内容の投稿には厳しいペナルティが科せられる。長らくクローズドだった関係でβ版からの利用者とオープンドになってからの利用者の間に埋められない溝がある

●タイッツー
メリット→SNSとしては野心的且つ大胆な試みが多い。他SNSのギスギスを持ち込まないと言う気風があり、全体的に雰囲気は暖かい。【がっつりタイーツ】と言う機能があり、長文や多数の画像の投稿が可能。ミニゲームが楽しい。【ユーザーによる自治行為・ローカルルールの禁止】を明文化しており、タイムラインの治安が良い
デメリット→運営の方針により【政治の話題は御法度】【歌詞の引用は禁止】と銘打たれており、そこが人によっては窮屈に感じるかも

※飽くまでもワタクシ個人の感想です


どのSNSが良くてどのSNSが悪い、と論ずるのは早計だろう。利用する人のニーズによって、SNSも向き不向きがある。
利用する各々が水に合うと感じたSNSを選べば良いと思う。それがSNS群雄割拠の、何よりのメリットなのではないか。

ワタクシが上記3つのSNSとnoteを満遍なく活用出来ているのは、無性愛者故に家庭を持たず子育てに参加せず、日本の政治にはとっくの昔に愛想を尽かして、承認欲求すら少なくなり、守るものが自分とその周りのささやかな世界に限定されたしがらみの無い身の上だからである。

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