WBC2023プールA戦力分析〜イタリア〜
はじめに
<WBC参加国>
プールA
参加国:台湾、キューバ、イタリア、オランダ、パナマ
プールA、今回はイタリアの戦力分析を行います。
イタリアはサッカーのイメージが強いもののイタリア系アメリカ人(国籍ルールは省く)も招集することが出来るため、MLB選手の参戦が確実視されています。
イタリア代表を率いるのは野茂とバッテリーを組んでいたピアザであり、MLB選手の招集にも力を入れている印象です。二次ラウンドで日本とぶつかる際には手強い相手になること確実であり、二次ラウンド以降のMLB組がひしめくアメリカやドミニカ、プエルトリコといったチームとの対戦前に良い試金石になるのではと思います。
イタリア(世界ランキング17位)
①選手能力
評価:B
野手陣はMLB組が多く名を連ねることが出来た場合にはかなりの強力打線になります。ニモ、マンシーニ、リゾはMLBの中でも有力選手でありクリーンナップに絞ればアメリカやドミニカに近い破壊力です。
投手陣はMLB経験者の参加も確約されていますが、特に先発陣には野手陣ほどのスター選手はいません。
【オーダー予想】
★出場確約選手
☆過去代表経験選手
[二]:フレッチャー(MLB:LAA)★
[右]ニモ(MLB:NYM)☆
[一]マンシーニ(MLB:HOU)
[指]リゾ(MLB:NYY)☆
[三]マッジ(AAA:PIT)
[捕]スタッシ(MLB:LAA)
[中]デルジオ(MLB:STL)★
[遊]ロペス(MLB:KC)★
[左]フレッチャー(AA:ARI)★
【投手MLB〜マイナー出場確約選手】
マット・フェスタ (SEA:RRP)
ジョーイ・マルシアーノ (AAA-SF:LRP)
アンドレ・パランテ (STL:RSP)
ミッチェル・スタンポ (AAA-ARI:RSP)
【注目選手】
注目選手はメッツの外野手ブランドン・ニモです。
選手の特徴としてはMLBにて出塁率4割を数度記録しており、選球眼の良い好打者です。今回のオーダーが実現できた場合には、ニモがチャンスを作りマンシーニやリゾが得点に繋げるといった場面を多くみることが出来るのではないでしょうか。
総括
イタリア代表は世界ランクこそ高くありませんが、十分にMLB組を招集出来た場合には十分に強いチームです。プールAに絞れば打線の破壊力はオランダを凌ぐ可能性もあります。ただ投手力が懸念点になるため、投打のバランスの良い台湾と対戦した際にどのような結果となるかが楽しみです。点を取られても取り返す勢いで一次ラウンドを突破できれば決勝トーナメント進出の可能性も十分にあると思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?