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学び方を教える part.3


「先生!技術ってどうやって勉強するんですか?」

 私はこれに答えを出すべく、日々、「学び方」を勉強している。
学び方を学ぶためには、まず教科書をながめる。
技術分野の教科書は3社あるが、どれもとてもきれいに作られている。表や図、イラストや画像を駆使して、どれも見ていて楽しくなるようなものばかりである。
 しかし、この教科書は生徒にとって理解しやすいものだと思うが、教科書を見ただけで、学習内容を理解することはできないだろう。それは、先生方の授業も同じで、先生方は日々生徒に分かりやすい授業にするために、授業改善を行っているが、その授業を受ければ、学習内容を理解することはできないだろう。教科書を使う。授業を受けるというのは、一つの学び方に過ぎないのである。

WhatからHowへ

 私たちは、授業において、何を教えるかだけでなく、この教科でどのように学ぶのかという問いにも答えなければならない。何を学ぶかというのは、学習内容のことになるので、学習指導要領がベースになるのは言うまでもない。では、この教科(技術分野)でどのように学ぶのかについて、考えていきたい。
 今回、話をするのは学習過程のことではなく、個人レベルでどのように自ら学んでいくか(自学)ということを提案していきたい。

みんなに「学び方」について考えてほしい・・・

 中学校の先生に、どのように勉強すればよいか。生徒は聞くべきである。
どの教科でもいいが、教科担当の先生に学び方(勉強方法)を尋ねてみるといいでしょう。もし、「何回も繰り返し書いて覚えよう」「薄い簡単な冊子(ワーク)を購入し、一通り解いた後に、間違えた問題をもう一回解いてみよう。それでも間違えたら、もう一回解こう」などといわゆる反復学習信者がいるのであれば、生徒にとっては残念な環境であろう。そして、多くの先生方も悩まれている。自らの教科の内容について教えられるが、教科の学び方を体系的に教えることができていないことを。

学び方① 振り返り活動 R80

 R80(アールエイティ)の出所については、「R80」で検索したら、すぐにわかるでしょう。
 本題へ書き方のルールはとても簡単である。
 ① 2文で振り返りを書くこと。
 ② その2文目は接続詞から始まること。
 これの良さは、何と言っても接続詞である。敢えて接続詞を使用させることです。接続詞が振り返りを書く人の意思を表すと思っている。意思を表すことの何がよいか・・・それは採点者が採点しやすいわけ。
 このようなR80で記述を書くような学習を進めることで、論理的に文章を構成する力が付く。短い文章だけでなく、作文、小論文や面接の練習になる。具体的には、各教科の振り返りをR80で書いてみたら、学んだことを整理することができると思う。
 もし良ければ、参考にしてください。↓↓↓↓





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