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【感想】まんが猿飛佐助 第十九話 写し絵術 あっ!! 佐助が二人

第十九話あらすじ
館に傷だらけで帰ってきた才蔵。佐助は"気をつけろ、奴には負けもしないが勝つこともできん"と忠告されるが…。

オシャレなあの子マネするより自分らしさが一番でしょ回です。いつもより多くチャー研BGMが使い回されています!

出だしからキャラデザが適当な妖術使いに苦戦を強いられている佐助達。見るに見かねて霧隠才蔵が"こんな妖術使いは俺一人で十分だ、本物の忍術を見せてやる!"と山岡士郎ムーブでワンパンしていきます。

魔竜道人は新たにメガネっ子の妖術使い・写し絵考比を送り込みます。考比くんは名前の通りバテレン妖術・写し絵の天才で才蔵の姿と技を真似てこてんぱんにします。

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館では雪乃姫ちゃんをモデルに絵心対決。佐助お前乳を盛るタイプの絵師だったのか!

ボロボロの体で帰ってきた才蔵から"佐助気をつけろ、奴には負けもしないが勝つこともできん…"と忠告されますが、佐助は考比くんとの勝負を買います。考比くんの写し絵の術に"自分の技を出して戦ったらどうなんだ!"と憤る佐助でしたが大鹿の術でぶつかり合います。吹っ飛ぶ両人。しかし佐助の元に魔竜道人がとどめを刺しに来たのでとっさに崖落ち。佐助の運命やいかに!?

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一方その頃考比くんは行き倒れていました。"いつもこうだ…戦いが終われば僕はほったらかしにされる…。"とそこへ佐助を探しに来たサクラちゃんが。考比くんはまだ佐助の姿だったのでサクラちゃんは考比くんを山小屋へ連れていきます。冬の雪山で二人きり、何も起きないはずがなく…。"お願い、死なないで…死んじゃ嫌よ…私…佐助さんのこと、好きだったのよ…!"とサクラちゃんが告白!"人からこんなに親切にされたのは初めてだ…。"と考比くんは感動します。

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もちろん本物の佐助は清海とロクベエによって発見。棍棒にくくりつけて火炙りで温めるという荒療治で解凍。もう少しやりようがないのかねえ…。

夜が明けた頃、佐助達とサクラちゃんが合流。そこでサクラちゃんは助けた佐助は考比くんということに気づきます。"なによ!どうせ物真似じゃない、佐助さんを真似るなんて卑怯よ!"と考比くんを一喝。逃げ帰った考比くんは魔竜道人に写し絵の術は使わず自分だけの術で戦いたいと相談します。

"お前から写し絵の術を取ったら何にも残らんではないか"と辛辣な魔竜道人。"術は真似できても相手の心までは真似できません!"と考比くんは佐助と最後の勝負に挑みます。

術抜き、実力の真剣勝負を峰打ちで佐助が勝利。しかし様子を見に来た魔竜道人が巨大化してサクラちゃんを人質に取ってしまいます。考比くんは"こういうの嫌いです!人質なんて僕の趣味じゃない!"と師匠である魔竜道人に歯向かいます。魔竜道人はキレて破門を宣告。

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考比くんはサクラちゃんを助けるために写し絵の術で巨大化した魔竜道人の姿になります。どーなってるのこれ?

僕は自分の気持ちを大事にしたい。炎の渦同士がぶつかり合うと、二人は吹っ飛んでしまいました。息も絶え絶えな考比くんはサクラちゃんと和解。"最後の写し絵だけは物真似じゃありません。術は真似でも使った僕の気持ちは本物でした…"と事切れてしまいます。本当はいいヤツだったんだな…。

こんないいヤツをボロのように使い捨てる、俺は魔竜道人が許せねえ!絶対許さねえ!と心新たに誓う佐助でした…。

まんが猿飛佐助のクラウドファンディングは8月30日までやっていました。

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