FreeCADのピック半径(px)を設定してオブジェクトの選択を楽にする
1. FreeCADのピック半径とは?
FreeCADの「ピック半径」とは、画面上のオブジェクトや点を選択する際に反応する範囲の大きさを指します。この設定により、カーソルを少し離しても意図したオブジェクトを選択しやすくなるため、操作性が向上します。
2. ピック半径の設定方法とは?
メインメニューから設定に入る
FreeCADのメニューから「編集」→「設定」へ進みます。ディスプレイ設定を開く
設定画面で「ディスプレイ」タブを選択し、詳細設定を開きます。ピック半径を調整する
ピック半径を適切な大きさに設定します。一般的に、10~20の範囲で調整すると操作しやすくなります。
3. 操作性が上がるメリットとは?
ピック半径を調整することで、以下のようなメリットがあります。
選択精度が向上
小さなオブジェクトや線を選ぶ際に、意図しない選択を減らし、スムーズに操作できます。作業の効率アップ
操作の無駄が減り、作業時間を短縮できます。ストレス軽減
操作性が向上することで、ストレスを感じることなく作業に集中できます。
下図がピック半径13pxで設定した時の選択の様子
僕はまだまだ練習中なので、複雑なモデリングをしていないためこれくらいで丁度いいです。
4. ピック半径設定の効果を実感するための方法
試行錯誤で最適なサイズを見つける
個人の作業スタイルやディスプレイのサイズによって最適なピック半径は異なります。数値を少しずつ変更しながら、自分に合った設定を見つけましょう。複雑なモデルでテストする
複雑なモデルや小さなパーツを含むデザインでテストすると、設定の効果をより感じやすいです。