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太陽光発電所でのAI警報カメラの効果的な設置位置

テックマツモトは太陽光発電所向けの窃盗対策を考案、実践し「AI警報カメラ」の普及に尽力しています。TVニュースの銅線窃盗特集に撃退映像を度々提供しています。YouTube

カメラの位置決めは最重要ポイントです。妥協しては銅線窃盗を防ぐことはできません。

AI警報カメラで撮すべき箇所

  • 犯行箇所である分電盤、接続箱、PCS,引き込み柱、キュービクルが映り込む場所 ⋯<犯行阻止>

  • 侵入される外周(フェンスと外側)⋯<下見段階で警告> 

  • 犯行通路 ⋯<犯行阻止>

  • カメラ⋯<2台カメラが相互に映るようにし破壊防止>

上記のいずれかが5~15m以内に映る場所にポールを立ててカメラを2.5~3mの高さに設置するのが効果的です。

フェンス&外周、引込み、PCS,分電盤が写り込んでいる

AI警報カメラは夜間スペック的には20~30mの侵入者を検知することになっています。ただし太陽光発電所の特殊事情により月明かりや防犯灯でパネル下が真っ暗でコントラスト差が大きい場合など条件が悪いと10m以下の距離でも検知できない場合があります。

侵入されそうな外周が広く写っている。分電盤、PCSがしっかり写っている
犯行被害にあった発電所 フェンス、進入道路、引込、分電盤、PCSがカメラ1台で写っている
複数のPCS、外周も広い範囲で写っている
2区画分の犯行ポイントが写っている。侵入までに警告が鳴る 入口付近にクルマが停車すると警報が鳴る
犯行ポイントの死角が全くない。侵入時、犯行時確実に警報が鳴る。道路に一定時間の停車、人がウロウロすると下見の段階でも警報を発する

パノラマ

フェンス,フェンスの侵入口、左右のPCS/集電箱、侵入口、パネル裏の犯行路、引込柱など犯行ポイントが押さえられ、死角も少ない

カメラ取り付けポールは電線管で代用すると安上がり

下記記事も合わせて参照ください



AI警報カメラはお天気カメラ/雑草チェックカメラではありません

ついつい「太陽光発電所らしさ」や「絵的な構図」を意識してしまい、整然と並ぶソーラーパネルや青空を映しがちですが、いかに発電所の内外を広く撮すことを意識ください。

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