誰でも使える「オープンオフィス」を開設──テックファーストが志す、“人を成長させる”働き方
こんにちは!PR広報担当の大輝です。
Tech First(以下、テックファースト)株式会社は“らくらく地方創生DX"サービスを提供し、住み続けたくなる街づくりを目指しています。
“お客様との共創”を通じたDX支援を大事にしているテックファーストは、本社の4階スペースに、誰でも使える「オープンオフィス」を設置しています。社員同士の交流はもちろんのこと、お客様とのより深い交流や、デジタル技術が体験できる場となっています。
また、Verkada社セキュリティシステムの導入やフルクローズ型ワークブースを備えているため、セキュリティ面に関しても安心して利用することが可能です。
なぜ、オープンオフィスを設置することにしたのか。代表取締役の林龍太が語ります。
「ワークライフバランス」重視の働き方の裏で生まれていた課題
テックファーストはタスクベースで業務を進めていく「ジョブ型雇用」を取り入れているため、各メンバーがそれぞれのライフスタイルに合わせて柔軟な働き方を選択できます。働く場所を自らが選択できるロケーションフリーな働き方を推進しているため、自宅ではもちろんですし、カフェや東京以外のエリアで働くことも可能です。
それぞれのメンバーがワークライフバランスを意識しながら働くことができる点はテックファーストの魅力ではあるのですが、一方でオフィスで顔を合わせる機会があまりないため、普段の業務で関わりがないメンバーとの交流・コミュニケーションが希薄化してしまっているという課題もありました。もちろん、それぞれのメンバーがパフォーマンスを発揮できる環境で働いてもらうことは大事なのですが、「会社」という組織でやっていく以上、全員が同じ方向を向いて一致団結してやっていくことも大事になります。
会社が目指すべき方向性についてメンバー間で認識のズレが起きてしまうことは良くないですし、その状態で働き続けることは事業の成長にもマイナスが影響を与えてしまいます。
コロナ禍でリモートワークを選択するメンバーが多い中、“出社したくなるオフィス”をコンセプトに、オフィススペースを設計することにしました。もともとは現在の半分くらいのスペースしかなかったのですが、広いスペースが空くということで、今のオフィススペースに移り、その半分を誰でも使えるオープンオフィスにすることにしたんです。
例えば、以前に海外のパートナーオフィスに行った際に、金曜日だったのですが社内だけでなく私たちゲストも含め、アルコールを片手にコミュニケーションをするHappyFridayを体験したんです。そこで、これは自分たちのオフィスにも取り入れることでコミュニケーションの活性化につながり、さらに会社が成長すると確信し迷わず導入しました。
4つのテーマを軸にした“出社したくなるオフィス”
スペースの設計にあたって、コンセプトにしたのが“出社したくなるオフィス”です。メンバーに出社したいと思ってもらうことはもちろんですが、社外の方々にも「テックファーストのオフィスに行ってみたい」と思ってもらえるような体験をつくることを意識しました。
テーマに掲げたのは「つながり」「学び」「集う」「共創・創出」の4つです。「つながり」は分かりやすく、社内外を含めたネットワーキングを目的にしています。「学び」は多様な業種・業界の最先端の技術知識を発信・体験できることを目的にしています。テックファーストはテック系の会社ですので、最先端の技術について知れる・体験できる場を用意することで、新しいアイデアの実現につなげていけたらと思っています。
例えば、オープンオフィスにはVerkada社セキュリティシステムやIoT機器も入れているので、ファシリティという意味でもデジタルを体験できる場にしています。
「集う」は主にワークショップの開催が目的です。社内のメンバーが集まる機会もなかなかないので、月1回アイデアソンやハッカソンを開催し、アイデア出しやディスカッションをしていきたいと思っています。時には外部ゲストを呼ぶことも考えています。普段の業務では使わないような頭を使って、みんなで新しいことを考える場にしたいです。
「共創・創出」については、アイデアソンやハッカソンなどで生まれた新しいアイデアを実際に試し、社会実装を目指していきたいと思っています。また、このオープンスペースを活用している外部の方同士で新しいビジネスが生まれる可能性もあるでしょう。
テックファーストの強みは、それぞれの要素技術を繋ぎ合わせる「インテグレーション」にあります。どうやって実装するかを一緒になって考え、サポートしていけたらと思います。
東京だけでなく、北海道支社、沖縄支社にもオープンオフィスを開設予定
オープンオフィスを対外的に発表してから、反響も生まれています。若手メンバーの出社頻度も上がっていますし、取引のあるお客様からMTGをあえて夕方の時間帯にセットし、MTGが終わったらオープンスペースで懇親会を開催するケースも生まれています。
改めて、このオープンスペースをつくって良かったと思います。お客様とのコミュニケーションもそうですが、特に社内メンバーに良い影響があったと思っています。
テックファーストはIT関係の仕事という特性上、1人で仕事をするのであればフリーランスとして働くのとあまり変わりありません。なぜ、テックファーストという会社の中で働くのか。それは1人だけでは成し得ない大きなことを実現するためだと思います。組織でやることの面白さ、大切さを感じてもらう場としてオープンオフィスが機能しています。
また組織は社内だけでなく、社外の方々を含めたステークホルダーと作り上げていくものだと思っているので、お客様との共創を通じて、より意味のあるDX支援を目指していきたいですし、イノベーションの拠点として成長させていけたらと思っています。
現状は東京にしかありませんが、北海道支社、沖縄支社にもオープンオフィスを設置する予定です。自治体の方々と話を進めており、北海道の方々が交流できる場にしたいと思っています。そして将来的には、日本の各地域にオープンオフィスのような場を設置していきたいです。
テックファーストはサービスをつくり、インテグレーションしていくという意味では「人」が事業成長の源泉であり、競争優位性になります。だからこそ、人のスキルをどう伸ばしていくか、いかにパフォーマンスを発揮させるかは今後も重要視していきたいポイントです。
そのための場所としてオープンオフィスをより機能させていきたいと思いますし、その他の観点からも働きやすい環境づくりに取り組んでいきたいと思います。
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