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【後編】テックドクターで働いている人に話を聞いてみた~業界未経験からヘルステックに入った2人のリアル編

※こちらは後編の記事です。

↓前編はコチラ


入社して苦労したこと、工夫したこと

m:やはり入社をして苦労されたこと、そこを乗り越えるために工夫されたことがあると思うのですが、三宅さんの勉強はいかがでしたか?

三宅:まずは自分の学んだこと、専門書のサマリーや用語集をnotionにまとめて整理してました。業界構造やお客さんの背景を理解するためにも、特に最初の二ヵ月はとにかく沢山調べて周りに聞いていました。

向坂:三宅さんは入社した月から「僕の次に入社した人がスムーズに働けるように」と言ってnotionで初心者向けのページをまとめてましたよね。

三宅:技術者の方と比べると業界未経験のビジネス職やインターン生にとってはやはりハードルが高いと思うので、入社した時からそのことは考えてましたね。

向坂:私は入社が3か月早かったんだけど、実は三宅さんのnotion読みました!

m:まとめていく作業では、最初に何から始めるか迷うことはありましたか?

三宅:オンボーディングが良かったので、大丈夫でした。最初は業界で働く方へのインタビューの業務と並行して、自分で製薬業界の本や医療系の雑誌、企業・職種研究ページなどを沢山見てまとめていけたので、勉強を進めやすかったです。

営業の苦労については…この業界では業界の共通言語がないなと感じて、最初はとても難しくて何をお話すればいのか分からずドキドキでした。テックドクターのプロダクトのどの部分がお客さんの要望にマッチするのかも、擦り合わせが必要だったので。最初は湊さんやデータチームの方、社外の方などと話す練習をしていく中で営業の仕方は学んでいきました。

向坂:私は三宅さんと違って業界の方と話す機会は少なくて、業界のことを知るよりもまずは広報としてテックドクター社内の事をよく理解する必要がありました。入社してすぐ最初の仕事がテックドクターのことを社外向けにリリースするものだったので、ちょっとあたふたしましたね。プロダクトの背景にあるデータチームの仕事、エンジニアチームのこだわりなど知らないと広報活動はできないので、色々な過去の資料を漁って勉強して分からないことは社内の人たちに聞いてキャッチアップしました。私も三宅さんもミーティングで出てきた分からない用語はとにかく自分でまとめて用語集を作りましたね。略語も多いし、用語の分類が大変だった!でも社員の皆さんは優しくて誰にでも、どんな初歩的なことでも聞けるのは良いですね。

三宅:勉強は大変でも、業界でまだ着目されていない点に気づいて突き詰めていくことには日々面白さを感じられますね。

向坂:これまで業界で行われてきたことはリスペクトしながら、まだまだ新しい領域として穴を見つけていけますよね。

これまでの経験が活かせている部分

m:業界未経験ながら、これまでのお仕事のご経験が活かされているなという部分はありますか?

三宅:僕はかなりありますね。これまでの営業や採用担当の経験から得た、お客様に我々のケイパビリティ、我々が何を提供できるのかをしっかりとお伝えして、相手のニーズと擦り合わせるスキルは活かせているなと感じます。

向坂:私は人事の仕事の経験から、企業向けのSelfDoc.に関しては不調を抱えている従業員だけでなく、そのような従業員を側で見守って管理している人事の立場になって考えられるので、その観点からプロダクトももっとこうした方がよいという意見は出せるかなと思います。あとは広報のお仕事では、難しい内容をいかに世の中に分かりやすく伝えるかはなんとなくマーケティング業務の経験に近しいものを感じます。 

テックドクターの仕事の面白さ、やりがい

m:これまで働かれてきた中で感じたテックドクターの仕事の面白さ、やりがいを教えてください。

三宅:SelfBaseは製薬の臨床研究向けに、SelfDoc.はクリニックや企業向けとして開発されていますが、実際にお客様のニーズを伺うと我々のプロダクトは別の転用ができると分かることですね。例えば、SelfBaseは臨床研究に限らず食品の効能をはかるために使うことができたり。対外折衝の中で話がどんどん広がることで我々のプロダクトで提供できる幅が広がっていくこと、そしてそれをすぐにプロダクトに反映できる環境が整っていることが一貫して面白いですね。

向坂:医療や健康って万人に必ず何かしらの形で関わりがありますよね。だからウェアラブルデバイス、データを使って健康管理をすることには、多くの人が興味を持ってくれると思います。我々からの提案だけではなくて、お客様からのニーズで新しいことに気付いて、プロダクトに反映することも多いですよね。

m:そのように、テックドクターがお客様のニーズを早く取り入れて動ける秘訣はどこにあるのでしょうか?

向坂:皆新しいことにチャレンジしたがるカルチャーがある気がします。

三宅:この規模で意思疎通のスピードが速いことはもちろん、データ、エンジニア、ビジネスサイドそれぞれの領域にいるプロが、それぞれの領域からのピュアな意見をすぐに出せることが大きいですね。

ただ補足をすると、テックドクターの特徴はスピード感だけではないと思います。もちろんスピードを持って進める部分もありますが、データを使うために着実に検証や相談を重ねている面もあるので、そこは世間一般のスタートアップのイメージとは異なる気がします。

向坂:確かにその手堅さは入社してすぐに気づきましたね。あと、社内はすごくフラットだよね。データチームが強くて意見を言いづらいとかも全くなく、本当にお互いが良いものを一緒に作るためにフラットに意見を出せる環境があります。時には議論がすごく活発で熱くなることもありますよね。

m:その部分は組織の良さというか、ビジネスサイドの人にとっても働きやすさにつながりそうですね。

三宅:あとはやりがいとしては、今やっている業務、作っているプロダクトが確実に誰かのためになるだろう、なかったものが生み出せるだろう、と毎日意味を感じながらやれるのはすごくありますね。

向坂:世のため人のために働いていると日々感じられる部分はヘルステックならではだよね。社員の方も皆ただただ社会を良くしたいとピュアに思って働いているなと感じられます。

業界未経験でも活躍できる!

m:これまでのお話でもあった通り、やはりまだまだ新しいことのできる領域だからこそ、業界未経験の方でも面白さを感じて活躍ができるのでしょうか?

三宅:製薬・医療の領域には型があるので最初の理解がしやすい一方で、我々のプロダクト、やりたいことはまだ誰も知らない新しいことになるので、我々も自由に提案ができるしお客様も自由に意見を出せるという面はあります。だから未経験であっても、ある程度の業界と仕事内容の理解ができれば、そこからはフラットに働きやすくなる土台がテックドクターにはありますね。

向坂:テックドクターはまだ創業4年目だけど、お客様がちゃんと話を聞いてくれる、そのための信頼感がこの2-3年で築かれてきたということが日々感じられますね。着実に検証を重ねて、既存の医療へのリスペクトはありながら堅実に地道に皆さんが働いてきたということは、未経験で入った人にとってもモチベーションにつながります。

今後のビジョン

m:最後になりますが、お2人のテックドクターでの今後のビジョンは何ですか?

三宅:僕はテックドクターのファンを増やしたいです。これは湊さんとも共通認識で、入社した時から目指していて。ただの営業活動をするのではなく、まずは僕たちがやっていることに共感をしてくれる、手伝いたいと思って力を貸してくれる仲間を増やすとか、総じてファンを増やしたいなと思ってます。それをやっていけば、今は無理でも1年2年、5年10年経ったときに「あんな企業あったな、あそこと組んでやりたいな」と思ってくれる方はいるはずなので、今は着実に働きたいですね。

m:ビジネスのパートナーとなる方も、私たちのプロダクトを使ってくださる方も皆ひっくるめて「テックドクターのファン」になりそうですよね。

向坂:私は苦しんでいる方を1人でも多く救いたいなと思ってます。それができるプロダクトを今テックドクターでは作っているので、その実感を早く得たいですね。

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いかがでしたでしょうか。

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