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AirPods Pro 2の「聴覚補助機能」から妄想するイヤホン未来予想図

皆さんお待ちかね(?)のアップル新製品が本日9月20日、発売されましたね。

iPhone16シリーズに関しては「驚くような新機能がない」との声もあるようですが、TECHBLITZ編集部内では「AirPods Pro 2」の新たなヘルスケア機能が話題をかっさらいました。

ヘルスケアとの本格的な掛け合わせで、Apple Watchと同様、AirPodsも「常に装着するデバイス」化を狙っているのか。今後、追加されそうな機能は何か。なんていう、よもやま話に花が咲いています。

耳の健康をサポートする機能

「AirPods Pro 2」の新機能は、耳の健康を予防・認知・補助の観点からサポートするもの。とりわけ目玉はヒアリング補助機能で、「AirPods Pro 2」がソフトウエアアップデートなどを通じて"補聴器"に早変わりするそうです。

これは軽度から中程度の難聴が認められる人向けで、米食品医薬品局(FDA)の承認を獲得臨床済み。処方箋不要の市販品でありながら、臨床レベルを満たしていて、Appleの「本気度」が感じられます。

また、大きな環境音から耳を守るヒアリング保護機能も。大きな音に敏感で、日常的にノイズキャンセリング機能付きイヤホンを使用しているという家族がいる編集部員も、この機能には興味津々でした。

長時間イヤホンの弊害はどうする?

ただ、イヤホンなどを長時間つけっぱなしにしていると、かゆみや痛みを引き起こす外耳炎になるといったデメリットもありますよね。

今後の動向として、「音漏れはしないけど、通気性のいいイヤホン」を実現できる新技術や新素材にAppleは目を付けているかもしれない、なんていう話題で盛り上がりました。

「耳の健康」の市場規模は大きそう

ちなみに、世界保健機関(WHO)に調査によると、世界では約15億人が難聴を抱えているとされています。

一方、Apple Hearing Studyによると、難聴があると診断された人々の75パーセントもが治療しないままだそう。市場規模は大きそうです。

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