見出し画像

「好きな場所で働く」を諦めなくていい。海外在住メンバーが語る、働き方の可能性

TECHBIZが目指す「WORK DESIGN」

「人生を豊かにする新たな働き方の創造」をPURPOSEに掲げ、フリーランスがより主体的に働ける場と環境を提供し続けているテックビズ。

それは、テックビズで働くメンバーに対しても同様で、一人ひとりが主体的に働き方をデザインするために、TECHBIZは多様な働き方の生まれる場と環境を提供しています。

今回は、海外在住のフルリモートメンバーにフルリモートで働く魅力や課題を伺いました。

キム ジンヨン / マーケティング部(業務委託)

韓国出身、韓国在住。留学を機に訪日し、立命館大学卒業後、人材系ベンチャー企業に新卒入社。IT人材エージェントの支店立ち上げに従事した後、韓国に帰国し起業。
2022年、株式会社テックビズに参画し、マーケティング部にてtoCマーケティングを担当。現在は韓国からフルリモートで業務にあたっている。趣味は筋トレとお酒。

イワサキ / PR部(業務委託)

大学卒業後、旅行会社に新卒入社し、外資クライアントを担当。PR代理店への転職を経てフリーランスに転身し、PRやインバウンド領域のコンサルタントとして活動。
2024年、株式会社テックビズに参画し、PR部にてメディア領域を担当。現在はタイで暮らしており、全ての業務をフルリモートで行う。趣味はサーフィンと魚突き。


01/人生の転機は突然に。働き方の変化とテックビズとの出会い

左:イワサキ 右:キム

── キムさんは韓国から、イワサキさんはタイからフルリモートで働いていますが、いつ頃、どのようなきっかけで海外へ拠点を移されましたか。

キム:起業しようと思い、2021年頃に母国である韓国への帰国を決意しました。元々「いつか自分で事業を立ち上げたい」と思っていたので、新卒の就職先は「ベンチャー企業で学べる環境」を軸に選びました。

ですが、社員数の急増により組織規模が大きくなったことで、0→1のスキルを身に付けられる環境ではないかもしれないと感じて、なるべく若いうちに失敗して学んだ方がいいと思い、退社を決意しました。

イワサキ:起業は韓国ですると決めていたんですか?

キム:いえ、場所の希望はなかったのですが、僕は韓国籍なので日本で起業するにはビザの壁が高くて......。韓国に帰国するしかなかったんです。

イワサキ:なるほど。私は2023年からタイで暮らしています。タイ生活も2年目に入り、だいぶ慣れてきました。

── 海外で暮らすお二人がテックビズと出会ったきっかけを教えてください。

イワサキ:以前一緒に仕事をしていた知り合いに紹介していただきました。フリーランスとして複数の取引先でPRコンサルをしていたのですが、タイへの移住が決まり、フルリモート可能な会社を探していたタイミングでお声がけいただいて。信頼している方からのご紹介だったので、一度お話を聞いてみようと思いました。

キム:僕も、前職の先輩から紹介していただいたのがきっかけです。すごく興味をそそられたのですが、その頃は自身の事業をすでに立ち上げていたので、ダブルワークに不安を感じていました。ですが、テックビズには兼業しているメンバーも数多く在籍していると教えてもらい、「柔軟な環境なら僕にもできるかもしれない」と思えたんです。

── テックビズ参画の決め手は何ですか。

イワサキテックビズのスローガン「働き方を変え、世界を変えていく」と事業内容への共感です。私自身、働き方に悩んだ時期があったので、テックビズの掲げる思いに昔の自分の姿が重なりました。

キム:どんな悩みがあったんですか?

イワサキ:会社員時代、ワークライフバランスを取れなくなってしまったことがあって。仕事はすごく楽しかったのですが、グローバル企業のPRコンサルを担当していた関係で、全世界のタイムゾーンで働く毎日だったんです。

当時は複業もやっていたので、心も身体も疲弊していく日々を通じて「もっと多様な働き方があってもいいんじゃないか」と疑問を抱くようになりました。なので、テックビズのスローガンに心から共感しましたね。

キム:僕は、日本語力を活かせる環境があることと、テックビズで働く人の魅力です。前者は、頑張って身につけた言語だからこそ仕事に活かしたいなと。後者に関しては、最終面接でお話しした代表の中島さんや部署のメンバーがすごく印象的で、「ここならもう1回学べそうだな」と感じました。

イワサキ:テックビズは、お互いに高め合える距離感の人が集まっていますよね。

キム:まさに!ちょうど自身の事業を立ち上げたタイミングだったので、一人で事業を作る大変さと一緒に働くメンバーの重要さを痛感していました。だからこそ、参画当時のテックビズのような少数精鋭で多様性に溢れた組織への憧れもあり、参画を決めました。

02/1日のスケジュールに見る、海外フルリモートの工夫点

キム

── 海外で働く場合、日本との時差もあるかと思いますが、お二人の1日のスケジュールを教えてください。

キム:僕はラッキーなことに時差がないので、日本に住んでいた頃と同じリズムで仕事をしています。工夫点があるとすれば、朝と夜は自身の事業に取り組む時間を確保していることでしょうか。7:00に起床して読書と自身の事業をしたら、10:00から19:00はテックビズの仕事を。19:00から22:00も自身の事業に取り組むようにしていますね。

イワサキ:早起きできるのすごい......。私、学生時代から早起きがものすごく苦手なので、眠い目を擦りながらテックビズの朝会に出席しています(笑)。

キム:苦手なことから逃げないところに、イワサキさんの根性を感じます(笑)。タイは時差があるんでしたっけ?

イワサキ:ありますね。日本時間10:00に朝会が始まるのですが、タイは8:00なんですよ。日本で暮らしていた頃の私だったら考えられないほど早朝出勤です。午前中は、日本時間に合わせる必要のあることや緊急業務を優先的に終わらせて、午後はプライベートや自己投資の時間に充て、夕方16:00頃から仕事に戻って23:00頃に終わることが多いですね。

夜型人間なので、夜の方が捗るんです。

キム:もちろん職種や場面によりますが、居住地や個人の身体的特性に合わせて働き方を柔軟にカスタマイズできるからこそ、仕事のパフォーマンスが最大化されることってありますよね。

03/赤裸々に明かす、海外フルリモートの魅力と課題

── 海外からフルリモートで働く魅力はありますか?

キム異文化に触れるからこそ、1つのことを多面的に見られるようになったり解釈の幅が広がったりするところが魅力ですね。日本から見る韓国と韓国から見る韓国の姿だと、やっぱり後者の方がリアルなんですよ。日本で暮らすテックビズのメンバーとお互いの視点から情報を共有し合うからこそ、思わぬ発想につながることもありますし。

イワサキ:同感です!私は、PRを担当している関係上クリエイティブな仕事に関わる機会が多いので、日常からインスピレーションを受ける場面も少なくないのですが、日本では出会わない予想外のインプットを得ることによって脳が刺激されますね。

── 海外からフルリモートで働く課題はありますか?

キム:4つあります。1つ目は、意思決定の速さに乗り遅れる不安があること。2つ目は、対面で会える頻度が少ないので、メンバーとのコミュニケーションに不安を感じやすいこと。3つ目は、クライアントと海外通話できない場合があること。4つ目は、僕の口座が韓国にある関係上、給与支払いの際に為替レートの影響を受けやすいことですね。

イワサキ:わかりやすい!1つ目と2つ目は私も同じ課題感を持っているので、すごく共感します。テックビズは、意思決定のスピードが早くて変化をいとわない会社だからこそ、意思決定のきっかけになる会話が社内のあちこちで発生するんですよね。

キム:まさにそうですね。本社に出社しているメンバー同士の立ち話がきっかけになることも多々あるので、意思決定のスピード感を落とさないように、最新の状況をリアルタイムでキャッチアップする工夫や努力が必要になります。あと、2つ目につながるのですが、僕は飲み会の場でみんなとラフに話すのも好きなので、本当はもっとみんなと会って話したい(笑)!

イワサキ:その気持ちわかるなあ(笑)。飲み会や休憩時間の何気ない雑談から生まれるアイディアって結構あるから、その場にいれないことがもどかしいですよね。ちなみに、PR部の企画会議をするときは、全員集まって対面で開催するように工夫しています。やっぱり、オンラインよりも対面の方が会話の密度を濃くできるので。

キム:いい工夫!みんなで課題と向き合うことが大事ですね。

イワサキ:あとは、私の場合、PR担当として世の中の動きをリアルタイムで把握することがすごく大事なのですが、タイに住みながら日本のトレンドを把握するのに苦労しています。日本のTV番組が常時放送されているわけではないので、自分から取りに行かない限り、自然と情報がが目に入ってくることはないですから。

04/テックビズは、生き方と働き方を一緒に考えて認めてくれる不思議な会社

イワサキ

── テックビズのPURPOSEは「人生を豊かにする新たな働き方の創造」ですが、「海外から働く」働き方を選択したことで、価値観の変化や新しい気付きはありましたか?

キム:僕これ、結構大きな変化があって。「働きながら生きる可能性」が圧倒的に拡がりました

イワサキ:働きながら生きる?

キム:そうです。例えば、「仕事と休みはトレードオフ」「営業は出社必須」「兼業NG」のような「べき論」ってあるじゃないですか。今の僕やイワサキさんは、こういうべき論から外れた働き方をしているわけです。テックビズで働く前の僕は、べき論に対して思うことがあっても、そういうものだと自分に言い聞かせて、無意識のうちに可能性を閉ざしていたなと思って。

イワサキ:なるほど。

キム:テックビズって、そういうべき論の存在は承知の上で「僕たち、あなたはどう働きたいか、生きたいか」を一緒に考えて認めてくれる不思議な会社なんですよ。

イワサキ:海が綺麗な夏に、海を見に行くことと働くことを切り分けなくても、海を眺めながら働く選択肢を諦めなくていい、みたいな。

キム:そう。満員電車に揺られながら出社していた頃は、そんなことできないと思っていたし、選択肢に挙がることもなかったけど、テックビズに参画して「働きながら生きるためにできることってもっとあるんじゃないか」と考える余白を与えてもらったなと思います。働くことと休むことって、真逆じゃなくて隣り合わせだったのかもしれないな、と。

イワサキ:前提として、私もキムさんも働くことが好きなんですよね。バケーションじゃなくて常にワーケーション。なんなら、滞在先にいるときの方が普段より仕事してることも全然あるっていう(笑)。

キム:あー、それはありますね!僕、ごくたまに奮発していいホテルに泊まって仕事をすることがあるんですが、僕の場合は、ホテルで楽しく遊ぶよりそこでMacBookをバリバリ叩いている自分が好きなんですよ(笑)。なので、ホテルでもずっと仕事しています。社会人として責任持って業務にあたることは大前提なので、自分のパフォーマンスを最大化させるために適した働き方を追求した結果、今の働き方を好んで選択している形ですね。

イワサキ:私も同じです。逆に、働くことと休むことを切り分けた方がパフォーマンスを出しやすい方は、そういう働き方をした方がいいと思いますし、正解はないですよね。ただ、「こんな働き方をしたい」と思ったときに、それを叶えられる余地のある環境にいるかいないかで実現可能性が左右されると思うので、テックビズのように理想を諦めなくていい環境はとてもありがたいです。

キム:まさに、テックビズで働く人の「人生を豊かにする働き方の創造」にも本気で向き合っている会社だなと思います!

05/おわりに

自由なイメージを持たれやすい海外フルリモートという働き方。お二人の話を通じて、柔軟な働き方の実現は、各々の自律と責任、たくさんの工夫の上に成り立っていることがわかりました。PURPOSEの実現を本気で目指しているテックビズだからこそ、メンバー一人ひとりの生き方や働き方と向き合っていく姿勢は、これからも変わりません。

次回の「TECHBIZ STYLE」もお楽しみに!

また、会社についてより詳しく知りたい方は下記の採用ページをご覧いただき、カジュアルにお話しさせていただけると嬉しいです。

>>エントリーはこちら

▶︎「TECHBIZ」とは
日本最大級のITフリーランス案件プラットフォーム。独立時から案件参画後まで、独立経験のある専属コンサルタントがサポートする。エンジニアの希望に見合った案件紹介はもちろん、フリーランス向けビジネスはクレジットカード、専属税理士による記帳や確定申告の代行サービス、その他即日払いサービスや損害賠償保険等を含む数多くのフリーランス向け福利厚生サービスの提供により、ITフリーランス一人ひとりがより良い働き方を築けるよう総合的に支援している。

いいなと思ったら応援しよう!