「省庁とスタートアップが共に鍛え合う社会」について考える会を開催します ~経産省職員のメルカリ出向を事例に~
最近「スタートアップのことを勉強しよう」をテーマに、いろいろ企画しています。
6月に開催した勉強会。他にも「特許庁のスタートアップ支援施策」「スタートアップ支援に特化した特許事務所」など扱ってきました。
今回はその第三弾として、「省庁とスタートアップの関係」について考えたいと思います。
今回の企画のきっかけ
twitterでフォローしてるメルカリの政策企画・吉川さんがしてたツイートが気になり、
前から何となく気になっていた「経産省職員のメルカリ出向」の取り組みがひと段落したことを知り、
おもしろそうな人だなーと思って声掛けさせてもらい快諾いただきました。
メルカリの人はtwitterで多数フォローしていて、そのやりとりにほっこりする機会も多いのですが、その空気に完全になじんでるなーと。
下記の本などでも議論されていますが、
・「法は私たちの自由を規制し、創造性やイノベーションを阻害するもの」と思われがち
・省庁、官公庁も同様に見られがち
ですが、そういうイメージを払拭する一つのヒントになるのかなと思います。
イベント概要
スタートアップと省庁は共に成長できる関係へ――経産省からメルカリに出向した8カ月の体験談
日本を代表するスタートアップ企業・メルカリに、経済産業省の職員が出向する取り組みが2018年8月から2019年3月に渡って行われました。
この取り組みは経済産業省が2018年に創設した、意欲のある職員をベンチャー企業等に派遣し、スピード感ある経営現場での経験等を通じて政策遂行力を育成する「経営現場研修」の一環ですが、この時期はメルカリが決済サービス・メルペイをリリースするタイミングと重なっており、まさにスタートアップの最前線を経験したと言えます。
今回は、同制度の第1号案件として実際にメルカリ・メルペイに出向した八木春香さんをゲストに招き、
(経産省として)
・経産省の掲げるミッションについて
・日本のスタートアップをどう見ているか、何を期待しているか
(1個人として)
・経産省ではどんな仕事をしているか、してきたか
・なぜ出向先にメルカリを選んだ(決まった)のか
・メルカリ出向を通じて学んだこと
・メルカリ側にどんな貢献ができたと感じているか
・出向で感じたスタートアップの良いところ、問題点など
・そもそも「政策遂行力」って何なのか
といった話を通じて、今後の省庁とスタートアップの関係について考えたいと思います。
話題提供
経済産業省 大臣官房 秘書課 課長補佐(採用担当)
八木 春香 さん
参考記事
開催概要
開催日時:2019年7月6日(土) 13:00~14:30
※会場には15分前くらいから入場可能
開催場所:政策研究大学院大学(最寄り駅:六本木、乃木坂)
〒106-0032 東京都港区六本木7-22-1
会場到着後に
・受付で「Smips(スミップス)の参加者です」と伝えると、入場パスとしてカードホルダーみたいなものを渡される(受付に人がいなかったらそのまま入場ください)
・エレベーターで5Fまで上がって、講義室Lに移動
・講義室Lの入り口に受付があるので、そこで当日の資料を受け取る(名前を聞かれたり、名刺を渡したりが必要かも)
・当日資料に各分科会のテーマ、開催時間、場所が書かれているので、希望の分科会会場に移動
その他:参加費無料、事前登録は不要
勉強会参加したいという方、ぜひnoteのコメントや下記ツイッターにコメントなどいただけると嬉しいです!質問なども募集してます!
(twitter:@tech_nomad_)