企業におけるOSSコンプライアンス業務の実態調査を実施します(OSSスキル標準の策定に向けて)
今回、OSSコンプライアンスに関するプロジェクト「OpenChain」の日本ワーキンググループにて、国内外の企業におけるOSSコンプライアンス業務の実態調査を行うこととなりました。
日本国内外の企業におけるOSSコンプライアンス業務への取り組みの実態を調査・分析し、各社における業務改善の一助にしていただくと共に、OSSスキル標準の策定に向けた検討に使用することが目的となります。
本調査の結果は、OSSスキル標準化に対する提言として一般社団法人 日本知財学会へ投稿する予定です。また、調査結果の集計が完了した時点で、簡単なまとめをご協力頂いた皆様に共有する予定です。
アンケート概要
■ 回答ページ(Googleフォーム)
→ 企業におけるOSSコンプライアンス業務実態調査アンケート
※Googleフォームの利用が難しい場合は、Wordのアンケート用紙に記入の上、メールにて送付する形も受け付けております。詳細は下記ページをご確認ください。
→ OSS Compliance Survey / OSSコンプライアンスのアンケート
■ 回答募集期間
2020/6/17(水)~2020/7/10(金)
■ 運営
OpenChain Project Japan Work Group Promotion Sub Group OSSスキル標準検討チーム
遠藤雅人(トヨタ自動車株式会社)
上條由紀子(国立大学法人長崎大学)
渡邊歩(株式会社日立ソリューションズ)
土手朋(株式会社ミックウェア)
山田光利(IPTech特許業務法人)
参考:OpenChainについて
OpenChainは、Linux Foundationの公式プロジェクトのひとつで、OSSのライセンスコンプライアンスプログラムを組織が構築するための指針を整備しているプロジェクトです。
日本で活動するOpenChainのワーキンググループ「OpenChain Japan WG」では、日本企業ならではの課題や解決策について議論や情報交換を行っていおり、その活動の一環として国内外の企業におけるOSSコンプライアンス業務の実態調査を行っております。
※下記記事は4月に開催した「OpenChain Japan WG」の全体会合レポートになります。OpenChainの概要やJapan WGの取り組みを知りたい方はこちらをご覧ください。