薬を作る魚
感染症はあらゆる生物に共通する脅威だ。人間であれば、ワクチンや薬を創り出し生き抜いてきた。
名古屋大学の飯田敦夫助教らは、おなかで赤ちゃんを育てる魚の一種は体の中で「抗菌薬」を作り、病気を防いでいるのを見つけた。
メキシコに住むグーデアの仲間は、10~20匹の赤ちゃんをおなかの中で育てる。おなかの中で育つと、大きくなってから外の世界に出ていくため生存率が高い。一方で赤ちゃんのフンや栄養分で雑菌が繁殖しやすい。抗菌薬を体内で作り上げられることで自己防衛になっている。
バイオミメティクスの観点から、このような仕組みをヒトに役立てる方法はないものか。。
『参考資料』
https://youtu.be/vGlTB4DY8so